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「トランプ時代」にどう立ち向かうのか〜孫崎享さんが熱弁1月19日夕方、「安倍政治を終わらせよう 1.19院内集会」が参院議員会館で開かれた。メインの孫崎享さん(元外務省国際情報局長/写真)の講演は「将来は暗くなる。象徴するのがトランプだ」の言葉から始まった。 「サンダースは“私には夢がある”と訴えた。それは勉強したい人が大学に行け、病気の人が医者にかかれる夢だった。それほどにアメリカ社会は病んでいる。自由貿易・技術革新で生活がよくなると思ったら、1%、10%だけが富む社会になってしまった。それに対する不満がサンダース旋風を呼び、トランプを勝たせ、イギリスのEU離脱をうんだ。いま私たちの社会的あり方が問われている」と孫崎さんは力説した。
ではトランプで日本はどうなるのか。「国防長官になるマティスはマッド(狂犬)と呼ばれる危険人物。日本に対して基地経費だけでなく武器の費用負担まで要求し、自衛隊の貢献も“血を流す”ことを求めてくるはず」と強調。話は厳しい内容だったが、的確な分析から手がかりも見えてきた。 「社会的インフラを大切にする社会をどうつくっていくのか。いま国民一人ひとりに問われている。戦後の“与えられた民主主義”が失われようとしているが、逆に自分たちのものにするチャンスでもある。今年は選挙の年。安倍から日本を取り戻すために頑張ろう」と熱く訴えた。 国会前総がかり行動には3千人午後6時半からは、国会前で「安倍政権の暴走止めよう!自衛隊は南スーダンからただちに撤退を!」を掲げた総がかり行動が行われた。人々の列は、図書館前まで広がり3000人が集まった。「安倍政治はごめん」の声が充満していた。(M) Created by staff01. Last modified on 2017-01-20 00:02:47 Copyright: Default |