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松本で「市民と政党のつどい」〜参院選の成果ふまえ垣根こえた議論が再スタート湯本雅典10月16日、「市民と政党のつどい第5弾〜杉尾ひでやさんをお迎えして〜市民と野党の共闘の継続とさらなる発展をめざして」が長野県松本市波田文化センターで開催された。(主催:希望・長野ネット) 集会は、まず先の参議院選挙で野党候補として出馬し勝利した杉尾ひでや参議院議員(民進党)から、参院選の総括と国会活動の状況が報告された。杉尾さんは、今回の参院選で長野で勝利した要因は、ひとつに全国トップの投票率(62・86%)、ふたつに野党共闘が信州市民連合のもとうまく機能したことと総括した。 特に野党共闘の部分で杉尾さんは、「いろいろな地区でさまざまな市民グループが信州市民連合のもとでうまく共鳴した。『選挙に行こうよ』という運動でキャラクターを作り、パンフレットを配っていただいた。そのみなさんの取り組みが、高投票率につながったと思います」と報告した。 つどいには、民進党(下条みつさん:第2区代表)、共産党(池田国昭さん:中信地区委員長)、社民党(中川博司さん:長野県連幹事長)、緑の党(八木聡さん:信州共同代表)が各党を代表して参加し、市民との対話を行った。 各党からの報告の後は、2時間という時間をとり会場の参加者からの発言を中心につどいが進行し、参院選総括、安保法制をめぐって参加者から発言が続いた。中には、「憲法は変えるべきだと思う。現在の中国、北朝鮮の動きをみると、戦争をさけるために抑止力を高める必要がある」という意見も出された。まさに垣根をとりはらい、憲法をめぐる議論が再スタートした感があった。 そして議論の最終は、やはり今後の問題である。参加者からは、「今日のような政党と市民との対話集会を、小さくてもいいからテーマをしぼって毎月ぐらい公開でやったらどうか」という意見も出された。 休憩時間に、つどいに参加した大学生にインタビューした。彼は、「これからは、安倍暴走政権が危険なことを現実にやったときに正しい判断ができるよう、学内で判断材料を提供していきたい」と語った。 希望・長野ネットは、昨年からこのような政党と市民との対話集会を今回含め5回開催している。しかも、今回は参院選で勝った後の対話集会である。インタビューに応えてくれた学生の言葉にもあったが、参院選前の運動をいかに地道に継続し強化していくかが今一番求められていると感じられた集会であった。 *参院選の長野と群馬の野党共闘の記録ドキュメンタリー映画「選挙が生まれる 長野と群馬の挑戦」(71分 製作:湯本雅典)のDVD頒布(税込2000円)を開始しました。 Created by staff01. Last modified on 2016-10-20 21:07:45 Copyright: Default |