「たたかいとメディア」で前進〜盛況だった東京東部労組新年会 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(12/11) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班 ・ブッククラブ(2025/1/11) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第97回(2024/12/10) ●〔週刊 本の発見〕第370回(2024/12/12) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/12/19) ●川柳「笑い茸」NO.158(2024/10/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第96回(2024/12/5) ●「美術館めぐり」第5回(2024/11/25) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
「たたかいとメディア」で前進〜盛況だった東京東部労組新年会松原 明1月31日に開催された東京東部労組の新年会。東京・曳舟の会場は約200人で満員の盛況だ。冒頭に流された12分ほどの映像では、この1年間のストライキ行動、社前抗議行動、団体交渉、街頭デモ、裁判闘争など元気いっぱいのシーンが次々に映し出された。韓国の活発な労働運動シーンを見ている錯覚に陥った。中身も、渡邉美樹を追いこんだワタミのたたかいや東京メトロ・市進学院の非正規のたたかいなどで、東京の地域労組とは思えない「全国区」を感じさせるものだった。 「市進」の裁判勝利をかちとった弁護団の棗(なつめ)一郎弁護士は、来賓挨拶に立った。「51歳で雇い止めになる市進の制度はとんでもない。会社は“50を過ぎると管理能力が落ちる”と主張したが、私は54歳、裁判官も50歳以上だ。ふざけるなという気持ちと、こんなことが通ったら1400万有期労働者に悪影響は必至だ、ということで腹をくくってたたかった。判決の日は薄氷を踏む思いだったが、勝てて本当によかった」と熱弁した。 バックペイと職場復帰を果たした市進支部の高畑さん(写真上)は、「弁護団の力もあったが、なにより一番効果があったのが社前抗議行動だった。みなさんの支援ではじめて職場復帰ができた」と喜びを語った。
差別是正の裁判中のメトロコマース支部の余興は、裁判の進行状況を炭坑節の替え歌にした「メトロ音頭」。派手なコスチュームで8番までうたった(写真上段)。後呂委員長は「最近知らないこどもから“おばあちゃん”と呼ばれ、大ショックだった」と笑わせたが、60を過ぎてもパワーは全開で、新年会をもりあげた。ちなみに8番の歌詞は「月がでたでた 月がでた ヨイヨイ メトロ本社の上にでた あんまり会社が嘘つきで まんまるお月さんに ツノがでた サノヨイヨイ」だった。
東部労組書記長の須田光照さんに、渡邉美樹に謝罪させ勝利和解したワタミ裁判のことを聞いた。須田さんは「ワタミのときは、右寄りの人までツイッターやフェイスブックで応援してくれた。ブラック企業への怒りがいかに広がっているかがわかった。こうした世論の力が解決を後押しした。労働運動を社会的に広げることが大事で、そのためにはメディアを駆使することが重要だと思っている」と語っていた。その日のイベントをビデオ記録していたのは、記録係の長崎広さん。「見てくれ。組合決定で新しいいいカメラを買ったんだよ」。ビデオカメラも新調して「たたかいとメディア」に力を入れている東部労組の姿勢が伝わってきた。 Created by staff01. Last modified on 2016-02-01 18:43:00 Copyright: Default |