9.16 戦争法案強行採決絶対阻止の闘い〜それは横浜地方公聴会決死の闘いで始まった! | |||||||
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9.16 戦争法案強行採決絶対阻止の闘い〜それは横浜地方公聴会決死の闘いで始まった!牧子嘉丸9月16日夕方6時半、戦争法案強行採決阻止の総がかり行動の集会が始まった。まずピンクの鉢巻きをした 民主党辻本清美議員が登壇。鴻池の委員会室入りを阻止するために女性議員が座り込みで抵抗して、予定時間 をすぎても開始させていないことを報告。みんな大歓声で応える。 総がかり行動委員会から、地方公聴会の新横浜プリンスでの市民の果敢な抗議行動が紹介され、国会前闘争 ではそのバトンが手渡されたを知る。この闘いこそが強行採決阻止の強烈な第一段だったのだ。 社民吉田・共産山下の両氏からの熱烈な連帯のあいさつのあと、15日の公聴会で素晴らしく感動的なスピーチ をしたシールズの奥田君が疲れも見せず、元気にコール。「3連休を挟めば忘れるなんて、国民を馬鹿にしないで 下さい」という怒りが爆発していた。 何人かの憲法学者の論理的な追及のなかで、中野晃一さんは、デモ参加者を包囲する警察官を兵馬俑(へいばよう) と喩えて、参加者の喝采を浴びた。この魂なき兵馬俑は国会内では自公一派であり、国会外では泥人形のように意思の ない警察官だ。しかし、車道を開放せよと迫るデモ参加者には、一転して野獣のように襲いかかってくる。 装甲車両(カマボコ)をくっつけて車道を封鎖し、人ひとり通そうしないやり方は、かつてベルリンでもパレスチナでも、 そして辺野古でも見た。権力は「壁」を作って人々の自由な往来を禁止し、その意志を押さえつけようとする。しかし、そんな ことが成功した試しがあるか。どんなに物理的に壁をつくっても、精神の自由は奪えない。 これは民衆の抗議を怖れるアベ一派が、封鎖を命じていることは間違いないのだ。しかし、彼らこそが国会を取り巻く 巨大な人民の壁に封鎖されているのだ。「アベは出て来い!」「ウソつきナカタニ、今すぐ出て来い!」の声に臆病者の 彼らは恐怖しているだろう。雨中の中、参加者は湯気をたてながら、抗議し、スクラムを組んで闘っている。 参議院会館前では、火炎瓶テツさんが「野党のみなさん、がんばれよ!」といつものコールをあげていた。これは、議場に届く 国会外からの闘う野党への声援であり、恥知らずな自公にとってはかすかにある良心に響く耳障りな声であろう。12日に辺野古 基地建設反対の司会をしていたHさんと会い、その労を称えた。このがんばりが、沖縄の人々との連帯につながるのだ。 16日の闘いは横浜での地方公聴会で議員の足止めをしたダイインの闘いで始まった。この決起こそが開廷を遅らせ、国会前 の参加者を勇気づかせたのだ。車道に体を投げ出す非暴力の闘いは、この闘争に示唆を与えてくれるだろう。 何人かの不当逮捕者も出たが、あくまでも非暴力に徹して、意気高く闘おう。闘いはまだまだこれからだ。(16日24時現在) Created by staff01. Last modified on 2015-09-17 10:49:58 Copyright: Default |