「つくらない 売らない 動かさない」3原則掲げる〜脱原発をめざす女たちの集会 | |||||||
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原発建設に必要な3要素―土地、漁業権、住民の合意―を「つくらない 売らない 動かさない」の脱原発3原則に書き換えようと、11月9日、全国各地各界から脱原発をめざす女たちが東京・永田町の星陵会館に結集した。 集会は、おしどりマコ&ケンさん(写真上)の脱原発コントで開会し、評論家の斎藤美奈子さんの講演のあと、鹿児島、愛媛、新潟、福島などから集まった女性たちが、それぞれ長年続けてきた闘いについて語った。 伊方原発立地・八幡浜で「原発から子どもを守る女の会」の活動を続けてきた斉間淳子さんは、反原発運動40年間の辛い経験を共有した。毎日50通近くもいやがらせ郵便が届き、家族の命が脅かされたこともあったが、「国策に逆らう者は、政府も警察も助けてくれないんです」、斉間さんは孤立した闘いをこう説明した。しかし、福島原発災害の後には「あなたたちの言っていることは正しかった」「原発って怖いんですね」という共感や激励の声ばかりが届くようになったと話した。 また、作家の山崎朋子さんや渡辺一枝さん、アイヌ民族の人権回復のために活動してきた宇梶静江さんなど、各界から10名の女性たちが発言した。 日本消費者連盟の富山洋子さんは、安倍政権が掲げる「積極的平和主義」というまやかしの平和主義を批判し、「本物の積極的平和とは、暴力的社会を作ってはいけないということだ」と訴えた。富山さんは80歳になるが、その声は脱原発を訴える活力に満ちていた。原発からの汚染水漏れを「地球上に生き抜いているすべての生き物への冒涜」だと言った富山さんは「これからは、なめられない、だまされない運動を拡げよう」と呼びかけた。 2011年11月に発足した「脱原発をめざす女たちの会」は、これまで全国から1500名の賛同を集めてきた。結成2年目を記念すべきこの集会には、各地から300名が参加した。(松元ちえ) ・集会中継録画⇒www.ustream.tv/channel/shukai201311 Created by staff01. Last modified on 2013-11-10 13:07:00 Copyright: Default |