報告 : ブラック市教委=横浜市教育委員会による不当解雇撤回!メーデー行動を展開 | |||||||
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第84回メーデーである5月1日朝、がくろう神奈川と神奈川県労働組合共闘会議(神奈川県共闘)は、横浜市教育委員会による新人学校事務職員に対する職場イジメ、退職強要、そして不当な分限免職=解雇強行への抗議行動を行った。 朝8時から横浜市役所周辺で出勤する市民、労働者に対してビラを 配りながら横浜市教委による不当な解雇を広く宣伝した。その後、市教委前に移動し市教委前抗議行動に移って行った。 まず、不当解雇当該のSさんから横浜市教委が理由もまともに示さず 9月に条件付き採用期間を1年に延長(市教委が延長の”理由”として示しているのは地方公務員法の条文だけ)したあげく、3月29日にいきなりクビにされたことへの悲しみと怒りが表明された。「解雇を言い渡す「処分式」の場で市教委当局は「文句があるのなら裁判をやれ」と居直った。私に闘えと言われているのか? 長い闘いかもしれないが、闘って職場復帰したい」と決意を表明した。 続いて、県共闘、全国一般神奈川、神奈川労働相談センター、郵産ユニオン、そして学校 事務ユニオン東京、がくろう川崎から共闘アピール、市教委糾弾の声が上がった。発言者は口々に横浜市教委の無法ぶりに呆れ、怒っていた。 民間現場で横行している労働者へのイジメと使い捨てが学校現場、行政の現場でも同様に 横行している。これを打ち破る闘いこそ今求められているのだ。 行動終了後、反町公園メーデー(2013かながわメーデー)に合流。メーデー集会でも支援を訴えた。 地方公務員法を悪用し、「いつでも首を切れる公務員」へと踏み出した横浜市教育委員会の今回の暴挙は民間における雇用破壊、解雇自由化と連動した動きである。特に4度にわたりSさんに対して行った人権無視の退職強要や人格攻撃は、本来憲法と法律に則って行動すべき行政当局が自らの正当性を放 棄した事に他ならない。 まさに「ブラック企業」ならぬ「ブラック市教委」そのものだ! 加えて市教委当局がSさんへの時間外勤務手当=残業代を強制的に返納させようとしてい る問題に至っては、労働基準法違反を市教委自身が堂々と行い、指摘されても居直っている(否、何が違法行為なのかすら分かっていない)。違法な退職強要、残業代未払い問題を徹底的に追及しSさんの早期職場復帰を勝ち取るために神奈川全県の労働者・市民の団結を訴えたい。(がくろう神奈川・宮澤) 抗議の動画は以下のURLで Created by staff01. Last modified on 2013-05-03 13:30:55 Copyright: Default |