＊レイバーネットMLから

Nです。

　堅川河川敷公園では、江東区が野宿者の住む区域に高さ２メートルのフェンスで囲う計画があり、その一部は既に設置されています。昨日、その計画をめぐり、区と話し合いの場を持ちました。
　
　堅川の野宿者に対しては、周辺の中学生が石を投げるという襲撃事件が起きています。江東区は事件を矮小化するつもりか、石ではなくスーパーボー ルだと主張していますが、襲撃事件が起きているのです。にもかかわらず、区は高さ2メートルのフェンス設置を強行しようとしています。夏休みになり遮蔽さ れた場所がいかに危険であるか、江東区には想像力すらありません。こちらが危険だといくら訴えても、江東区はフェンス内で死人が出ても区は関係ないの一点 張り。やった犯人のせいで、区には責任がないと言うのです。
　野宿者に対する襲撃事件が絶えず多くの仲間が殺されているのにも関わらずです。

　江東区は８月１１日に堅川の公園内に作った日本庭園（五渡亭園）をオープンします。そこの鯉を守るために公園はわずか4時間しか開園しないそうです。鯉と人間どっちが大切なんですか。　
　区が言うには、堅川はグレードの高い公園にするそうで、そこには区民の憩いの場とか遊び場とかの発想はありません。あくまでも金持ちやお偉いさんから評価されたいための自己満足でしかありません。これは全て税金です。

　この8月11日の五渡亭園のオープンとフェンスの設置は不可分の関係にあると思います。みなさまどうか抗議の声を届けてください。

●江東区水辺と緑の課
Fax：03-3647-9287
電話：03-3647-2538

●江東区人権推進課
Fax：03-3647-9556
電話：03-3647-1164

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