共同食堂「さんさカフェ」をつくった!〜「名無しの震災救援団」報告会 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第5回(2024/11/25) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
報告=尾澤邦子 3月26日、東京の総評会館において、「名無しの震災救援団」の報告会が行われました。昨年3月21日、初めて南三陸町災害対策本部に救援物資を運んだシーンから始まる映像が上映されました。炊き出しの様子や、今年1月29日にオープンした共同食堂「さんさカフェ」などが映像で紹介されました。 活動報告では「被災者に何が必要か聞いて回り、4月17日から炊き出しを始めた」と話されました。現地支援活動は37次110日間、延べ900人以上が参加したとのこと。炊き出しは23次32日間、約2万食以上がふるまわれました。また、マッサージを行ったり、アスベスト調査、学生による寺子屋活動なども行われました。 フィリピン人コミュニティ「カラカサン」のレニィさん(写真上)は「南三陸町にはフィリピンの女性たちがいた。家族・生活があり、ここで生きることを決意している。仕事がなく、生活は大変だがこれからもよろしく」とあいさつしました。 郵政労働者ユニオンの倉林さん(写真上)は「震災後、全統一労組から『10t車を確保した』というFAXを受けたのが始まりだった」「近畿や中国地方の組合員もいて、立ち上がりは早かった。今までの労組の活動があったからできたことと、全く新しいこととを感じる。自組合員のことだけではないところでの救援ができた」と話しました。 南三陸町で共同食堂「さんさカフェ」を運営している内田さん兄弟の報告(写真上)は、現地の厳しい現実をつきつけました。「避難所閉鎖後、気軽にお茶を飲みに来られる所として、カフェにした。食を通してのコミュニティセンターづくりをめざしている。1煉瓦1万円基金を募ったが、施設・設備費でなくなってしまった。人件費0円、1ヶ月のガソリン代が約5万円かかるが自腹でやっている」「何度となく足を運んでくれる人が多くなったが、安価であり、店の売上げだけではまかなえない」「現地で必要とされているし、主要メンバーの人件費をどうするか、もう少し力をかしてほしい」と、切実な訴えがありました。 そして、「被災地は野球場も施設も何もなくなってしまった。寄り道する場としてカフェがある。被災者に食事券として渡すために、ハガキセット(写真下)をつくり1000円で売っている。協力してほしい」と訴えました。 全統一労組の鳥井さんは「さんさカフェをもり立てていくためのイベントなど企画してほしい。被災者の生活につながるものとしてやっていきたい。資金集めが第一。煉瓦基金は継続的にやっていきたい」と話しました。 被災者支援に協力していきたいと思います。 <名無しの震災救援団 http://nanashi-kyuendan.org/ > Created by staff01. Last modified on 2012-03-30 17:46:14 Copyright: Default |