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LNJ Logo 1・10 イスラエル大使館抗議行動とガザに光を! ピースパレード
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イスラエル大使館前

 イスラエルの連日のガザ爆撃が1000人近いパレスチナ人を虐殺に対して全世界で激しい怒りの声が広がる中で1月10日、午後1時半から東京・麹町にあるイスラエル大使館前で9条改憲阻止の会の呼びかけで約70人が集まり、大使館に向けてイスラエル首相あての抗議文を読み上げ、怒りのシュプレヒコールを行った。

イスラエル大使館前

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1・10ガザに光を! ピースパレード

東京・芝公園に「1・10ガザに光を! ピースパレード

 東京・芝公園に「1・10ガザに光を! ピースパレード実行委員会」(日本国際ボランティアセンター(JVC)、ピ−スボートなど12団体呼び掛け)の主催で約1500人が集まり、六本木までデモを行った。多くのパレスチナ人や外国人も参加し、寒空の下でイスラエルの即時停戦を叫びながら六本木まで行進した。

東京麻布辺りを行進する賑やかなピースパレード

<写真・報告 高幣>

抗議文

イスラエル首相、エフード・オルメルト 殿

 私たちは、イスラエル軍による最近のガザ地区攻撃に強く抗議し、ただちに作戦を完全に中止することを求めます。
 私たちの「9条改憲阻止の会」は、日本の平和グループです。この会は、日本国憲法9条の改訂に反対し、その完全な順守を求める個人の集まりです。この憲法は1946年の国会で成立、1947年に発効したものです。
 その第9条は次のように謳っています。「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
 2,前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」

 昨年12月27日、イスラエル軍がガザ地区に対する大規模で無慈悲な攻撃を始めたとき、私たちは驚き、怒りました。あなた方は、「テロリストを攻撃しているだけ」だと言い訳しますが、理性的に考えることのできる人なら、だれもそんな言い分を信じたりしないでしょう。あなた方もご存知の通り、ガザ地区は世界でも最も人口密度が高い場所の一つです。「テロリスト」と一般市民を区別することなどまったく不可能です。

 実のところ、6ヶ月の停戦合意の期限切れ前に、ガザ地区で数人のパレスチナ人「テロリスト」を殺したのはあなた方でした。この挑発が、ガザ地区からイスラエル南部へのロケット攻撃再開のきっかけになったことを、私たちは知っています。事情をよく知っている人なら、全くバランスを欠いた大量殺人と大量破壊はロケット攻撃に対する報復だなどという、あなた方の説明を決して受け入れないでしょう。
 すでに数百人のパレスチナ人が殺され、数千人が傷つきました。国連の担当官によれば、犠牲者の多くは子供だといいます。イスラエル軍は、今月6日、ジャバリーヤ難民キャンプにある国連の学校まで砲撃し、そこに避難していた住民の40人以上を殺しました。あなた方の軍隊は、今なお人々を殺傷し続けています。この人たちは、あなた方が実行している厳しい経済封鎖のおかげで長期間苦しめられてきたというのに。

 私たちの要求は次の通りです。
 1)今月8日の国連安全保障理事会の停戦決議を受け入れ、ただちにガザ地区における軍事行動を全面的に停止させ、すべての軍部隊をガザ地区から撤退させること。
 2)ガザ地区の封鎖を止め、この地域の人道的な危機を緩めるため必要な、あらゆる物資と人員の通過を認めること。
 3)ハマースやその他のパレスチナ人諸グループとイスラエルの停戦合意更新を目指して、あらたな外交活動を始めること。

 よい返事をいただけることを期待しています。

2009年1月10日
9条改憲阻止の会 同ホームページ


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