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国労バッジは、はずせない!神奈川地労委第3回証人尋問に50名!

3月31日、JR東日本でただ一人国労バッジを着用し続ける辻井義春さん(JR京浜東北線本郷台駅勤務)の第3回証人尋問が神奈川県労働委員会で行なわれ、支援者50名がかけつけた。

この日31日は、来年定年退職を迎える辻井さんにとって再雇用(エルダー)制度に基づく会社側からの契約通告の締切日であった。しかしJRからは、再雇用契約についての確約はなかった。これは「解雇」に等しい仕打ちである。この点を労働委員会の冒頭、辻井さんが会社側を追及したが、JRは「ここはそのことについて話し合う場所ではない」という一点張りであった。

本日の証人は辻井さんの職場の同僚、秋澤修さん(写真)である。秋澤さんは職場での辻井さんの仕事ぶり、人柄を中心に証言した。「辻井さんはまじめで仕事には前向き、人を上から見下ろすことなく、仲間を大切にする人だ」と秋澤さんは述べた。「借金をかかえる仲間の保証人にもなってやり、助けてもらった人は『僕は辻井さんの家に足を向けて寝れないよ』と言っていた」とも語った。

秋澤さんが最も強調したのは、「まじめに働いてきた辻さんが、たかが1センチ四方の国労バッジをつけていたくらいで、何故生活苦を強いられるほどの重い処分を受けなければならないのか!」と言う事だ。この点について秋澤さんは、JR側代理人からの「勤務時間中の組合活動をしたことが処分の原因だということを知っているか?」の質問に、逆に「なぜそれくらいの事で、そんなに苦しめるのか?」と逆質問する迫力で反撃した。

JR側は、今回もこれまで同様「就業規則に違反したのは辻井さん」の論理で押してきたが、秋澤さんの反論の迫力の方がはるかに上回る内容だった。それは、証言の最後に起こった傍聴者からの大きな拍手でもうかがえる。

労働言委員会の証言も山場にさしかかった。次回は、いよいよ辻井義春さん本人が証言台に上る。(湯本雅典)

次回労働委員会審問は、5月18日(月)午後3時〜 場所・神奈川県労働委員会(みなとみらい線 日本大通下車)多くの方の傍聴をお願いします。

★辻井さんの闘い様を記録したビデオ「国労バッジは、はずせない! ‐辻井義春の闘い‐」(DVD20分 製作:湯本雅典 税込1000円)発売中!購入希望の方は、以下まで氏名、郵便番号、住所、電話番号、希望本数を明記の上どうぞ。

yumo@estate.ocn.ne.jp


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