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3月4日夕べ、「君が代処分にＮｏ！３・４都庁前アンサンブル」が開催された。東京教組傘下の各区教組や、学校労組、市民等が都教委に「君が代」不起立を理由にした解雇（免職）を行わないように要請した。参加者は150名、北海道、大分、大阪などからの参加もあった。また、上京闘争中の国労闘争団も駆けつけた。

要請後の集会で、今春の卒業式で不起立をすると分限免職、懲戒免職処分が危惧される根津公子教諭（写真右）は、「今日は、自分の所属する二つの組合をはじめ多くの組合が参加してくれて心強い。いま、子どもたちは、えらい人の支持に従うのあたりまえと思っている。教員が黙っていることが子どもたちの小国民化をますます進めている。みんなで声をあげよう。」と語った。

同じく免職が危惧される河原井純子教諭（写真左）は、「教え子を戦場に送るな、という言葉を授業や日常生活の中で具体化することが必要だ。おかしいことはおかしいということから始めよう。自分らしく生きること、それが私の君が代不起立だ」と述べた。次回のアンサンブルは3月25日に行われる。（佐々木有美）

↓都教委へ要請。黒田課長の「木で鼻をくくる」対応に怒りの声が上がった（都庁会議室）

↓都庁前集会に150人。教員の参加がめだった

↓集会の最後は「君が代処分するな!」のシュプレヒコール