写真報告 : 日本軍「慰安婦」問題の解決をするための水曜定期デモ(ソウル) | |||||||
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第835回 日本軍「慰安婦」問題の解決をするための水曜定期デモ(ソウル・日本大使館前) 10月15日(水)、韓国ソウルの日本大使館前で日本軍による「軍隊慰安婦」問題の解決を日本政府に要求する定期水曜デモが行なわれた(主催:韓国挺身隊問題対策協議会)。この集会は、毎週欠かさず水曜日に行なわれ、今回で835回を数える。 集会には韓国内はもとより海外(アメリカ、日本など)からの参加者約70名が参加した。日本からも20名ほどが参加した。また韓国の高校生などの若い人の参加も目立った。 日本政府は、現在も「軍隊慰安婦」に対する国家としての正式な賠償は行なわないという態度をくずしていない。近年では、公立学校の教科書から「軍隊慰安婦」の記述を削除するという極めて後退した態度をとっている。この日もソウルの日本大使館は、平日であるにもかかわらず窓とカーテンをしっかりしめ、鉄の扉の前には韓国の警察のものものしい警備体制がしかれた。 主催者である韓国挺身隊問題対策協議会のユン・ミヒャン共同代表は、「日本政府に対して最も求めたいことは、ハルモ二に対する誠意ある謝罪だ」と強調した。 また、「ナヌムの家」研究員の村山一兵さん(ナヌムの家でハルモ二と寝食を共にし、活動している日本人)は、「迫害の事実はなかったという言葉しか、日本からは聞こえてこない。まずは歴史の真実と向かい合わなければ、日本人はこれからアジアでうまくやっていけない」と語った。 「軍隊慰安婦」のハルモ二の皆さんも高齢で、亡くなる方もあいついでいる。躊躇している時間は、ないのだ。(湯本雅典) 韓国挺身隊問題対策協議会のユン・ミヒャン共同代表 「ナヌムの家」研究員の村山一兵さん Created by staff01. Last modified on 2008-10-20 22:59:30 Copyright: Default |