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10月29日トヨタ不当労働行為救済命令取消請求控訴事件 第一回弁論

本日(29日)、午前10時より東京高裁824号法廷において、「不当労働行為救済命令取消請求
控訴事件」の第一回弁論が東京高裁第12民事部の柳田幸三裁判長、白石史子裁判官、
村上正敏裁判官により開かれました。
わたしたちは国際人権法研究者の戸塚悦朗氏(龍谷大学教授)を証人申請しましたが、被
告側弁護人は「日本の労働法になじまない内容であり証人は必要ない」と主張し、3人の
裁判官は合議の上、証人申請を却下しました。そして、柳田幸三裁判長は「弁論をこれで
結審」し、「次回12月26日(水)午後1時15分から判決を言い渡す」と述べ閉廷さ
れてしまいました。
2001年3月のフィリピントヨタ社によるフィリピントヨタ労組員への解雇攻撃とスト
ライキの突入、4月、フィリピン労働雇用省長官によるスト停止と職場復帰命令。その間
在フィリピン日本商工会議所などによるフィリピン政府に対する企業撤退の圧力等々、日
本企業とフィリピン政府が一体となり、フィリピントヨタ労組へ不当な攻撃を加えたこと
は明白です。そうした日本の多国籍企業の海外における法律違反、労働基本権、人権侵害
に対し東京高裁は明確な司法判断をするべきであり、証人申請をいとも簡単に却下するこ
とは許されない。

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フィリピントヨタ労組を支援する会
〒237-0063 
神奈川県横須賀市追浜東町3-63-901
TEL / FAX: 046-866-4930
ホームページ: http://www.green.dti.ne.jp/protest_toyota/
e-mail : protest-toyota(at)list.jca.apc.org 
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