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「日本政府は、日本軍性奴隷被害女性に直接謝罪と賠償を!」
6・14国会前行動(京都・蒔田)

 14日の国会前は、一日中さまざまな動きがありました。
 教育三法案の審議が山場を迎え、教職員組合の国会前集会や座り込みと共存した一日行動でした。
 日本軍性奴隷問題の解決は、教育の問題と深くかかわっています。
 雨模様の中、全国からたくさんの人たちが国会前に集まった一日でした。

 私たちが国会前に到着した午前11時にはすでに座り込みでいっぱい。
 根津さんも来られていて、さっそく北教組のミニ集会の後、その場で「日本政府は日本軍性暴力被害者に謝罪と賠償を!」国会前集会を行いました。
 各地の支援グループ、バウネットやアジア女性資料センター、ふぇみんなどさまざまな団体、京都、大阪、広島から駆けつけた参加者もいて150人が被害女性の大きな写真を掲げての集会です。参議院特別委員会での教育3法審議をおばあさんたちの顔が睨んでいる構図は圧巻でした。
(レイバーネット)→
http://www.labornetjp.org/flashnews/2007/1181792941185flash

 韓国から来られたイ・ヨンスさんが「私はここにいる!いなかったというなら、ここで私の顔を見て」と、60年後も生々しい体験と、安倍首相、日本政府に対する激しい怒りを話されました。参加した人たちのリレートークだけでなく、韓国の挺隊協や、台湾の支援グループ等、国外からもメッセージが寄せられ、1時間半の国会前集会になりました。
 長年被害女性たちを支えた支援者と、証言集会などで新たにこの問題にかかわった若い人たちが一同に集い、新しい出発を予感する場でした。

 その後、安倍首相への抗議文を持って、ロビー活動、海南ネットと京都の証言集会の若者たちは写真を持って、電車でGO!
 電車の中やホームを写真を掲げて、お茶の水から秋葉原までは徒歩で道行く人に訴えました。
 ロビーイングではほとんどの議員を回り、イ・ヨンスさんも参加されました。
 ドアを開けず、隙間から申し入れ書を受け取るだけの部屋も多く、安倍首相よ、出てこいと怒りが募ります。

 午後5時からは東京高組と都教委包囲ネットの国会前集会に合流し、雨が激しくなる中でイ・ヨンスさんも発言しました。
 「日本の先生たち,私たち被害女性たちが生きていることを若い人たちにきちんと伝えてください、教育がほんとうに大切だ、先生たち、教育を奪われないで!」というヨンスさんの言葉に大きな拍手がわきました。
 前もって相談もしていなかったのですが、これまでのつながりがあって、共同の行動ができました。


(京都Aさん)

 皆さま、ほんとうにお疲れさまでした。
協力ありがとうございます!
 心配された雨は夕方まで本降りにならず、入梅にもかかわらず幸運でした。
 たくさんの被害女性たちのポートレート写真が国会前の道路に並びました。
 正面から見ると、被害女性たちの尊厳にあふれた顔が日本政府に向って訴えているように見えました。そして大阪や神戸、広島、名古屋、京都、関東の各地から集まってきた抗議の顔、顔、顔。
 12時からのスタンディングは、150名くらいの参加者があったそうです。
 ほんとうにたくさんの方々が参加してくださいました。
 カラフルな横断幕もたくさん出ました。
韓国から10日より来日されていて、各地で証言をされている李容洙ハルモニも元気な姿を見せ、発言してくださいました。
 国会議員の吉川春子さん、円より子さん、岡崎トミ子さんもかけつけてくれました。
昼食をはさんで、ロビーイングと電車でGO!に分かれて行動へ。
 私はロビーイングに参加しましたが、地元選出の前原誠司の秘書の対応がそっけなくひどかったことが印象的でした。
 電車でGO!は、御茶ノ水から秋葉原まで歩いたり、楽しかったそうです。
 写真を持って電車に座ったり、歩道を歩いたり、立ち止まったり。
 人通りがゆったりしたところを歩くと、興味を持った人が近づいてきてチラシを渡したりできたそうです。
 午後5時からは教育三法に反対する教組の方々と一緒に、国会前で集会を行い、午後6時30分までスタンディングをしました。
 京都からの車グループはここで帰らせてもらいましたが、雨の中、新宿駅西口でのスタンディングが7時から8時まで行われました。

 国会前まで行って抗議行動ができたこと、やってよかったです。
 そしてまた全国の心ある人たちに呼びかけて、行動しましょう。

 車で午前3時に京都に着きました。心地良い疲れの中で無事に帰ってきました。

Created by staff01. Last modified on 2007-06-17 14:19:35 Copyright: Default

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