アロヨ大統領、暗殺を止めて!〜フィリピン大使館前でビジル | |||||||
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5月22日(火)、東京・麻布のフィリピン大使館前に市民グループのメンバーや滞日フィリピン人が集まり、政治的殺害の被害者を哀悼するキャンドルライト・ビジル(ろうそくによる祈りの集会)が行われた。この日は、アロヨ・フィリピン大統領の訪日初日で、ビジルは東京、大阪、名古屋での同時開催。 東京参加者は約40人。犠牲者一人ひとりの顔写真を貼ったキャンドルと花、「アロヨ大統領、暗殺を止めて!」と書かれたパネルを持ち、静かに犠牲者を哀悼した。 その後、「市民団体や個人の活動家を標的とする政策を直ちに止め、問題解決への迅速な措置を講じること」などを求める大統領宛のNGO共同要請書を読み上げ、その後、大使館側に手渡した。 翌23日、アロヨ大統領と会談した安倍首相は、政治的殺害について「具体的措置の実施が一層進むことを期待する」と伝えた。 日本をはじめとする世界各国で、フィリピンの政治的殺害を批判する声は高まっている。フィリピン政府は特別法廷を設置したり、被害者への経済的支援を行うなどいくつかの対策を進めてはいるが、犠牲者は今も増え続けている。まだまだ、国際的なプレッシャーと監視は、必要なのだ。 (報告・川上園子 アムネスティ・インターナショナル日本) 写真提供:アムネスティ日本 Created by staff01. Last modified on 2007-05-25 19:13:14 Copyright: Default |