ホームレス支援事業に異議あり! 連続行動はじまる | |||||||
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山谷労働者福祉会館のなすびです。 「ホームレス地域生活移行支援事業」(三千円アパート事業)を巡って、
8/9、公園の会と全都実(準)は東京都に要求書を提出しました。それに対す
る誠意ある回答を求めて、都内各地の野宿者が都庁前に集まり、8/21(月)
から連続行動に入りました。
この状況は、以下のブログで報告していきますので、ご注目とご支援をよろし
くお願いします。 行動初日は、私たちの主張の主旨を以下のようなビラにまとめ、都庁前で配布 しました。 <以下、転載> ホームレス地域生活移行支援事業に異議あり! 2年前、東京とは地域生活移行支援事業というホームレス対策を始めました。 家賃3000円でアパートを提供し、6ヶ月の就労を保障することを華々しく 謳ったこの事業によって、都内1190人が野宿生活を終えアパートに入居しま した。東京都や事業対象地域の自治体では、これによって野宿者の数が大幅に 減った、事業が大きな成果を挙げたと声高に発表しています。 しかし実際に何が起こったのか、 一方、事業を利用せずテントに残った仲間たちにも恐ろしい事態が待ち受けて
いました。 排除されたのは、事業の対象となった仲間たちだけではありません。 このように問題の多い事業にもかかわらず、東京都はこの秋にも、都内各所で
再び同様の事業を行なおうとしています。前回行なわれた際の内容は改善される
どころか、就労支援も住宅支援もさらに条件が悪くなる可能性があるといいま
す。また「事業を適用した地域については、より強く適正化(野宿者排除)を行
なうことが求められている」と発言する都の職員もいることから、今後事業が行
なわれる地域でも、テントに残る仲間たちに対して前回と同様もしくはそれ以上
の追い出しが行なわれるのではないかと危惧しています。 私たちは知っています。東京都の本当の目的は野宿者を支援することではな
く、野宿者のテントを見えなくすることだと。事業を利用したい人はアパート
へ、路上に残った人は街のどこか見えないところへ、苦しい生活のまま隠されよ
うとしているだけだと。私たちの姿が見えなくなれば、こんなに多くの人々を貧
困に陥れた国や社会の責任も見えなくなる。そして、うまくいかないことは全て
個々人の責任にすり替え、社会的な保障などしなくても自助努力で解決しろと切
り捨てることができる。そんな目論見があるのでしょう。 私たちは、もっと豊かな道を歩むため、仲間同士ともに結びついて都に対し声 を上げていきます。これは野宿者だけの闘いではありません。構造改革の名の下 に行なわれてきた新自由主義政策によって、多くの人々が競争を強いられ、使い 捨てられ、排除され、生きる価値さえ貶められています。今、その矛盾を底辺で 最も過酷に背負わされている野宿の仲間たちが自ら起ち上がり、路上から声を上 げることで、この社会に暮らすすべての人々に警鐘を鳴らそうとしています。そ して皆さんや次の世代の子供たちが、失業や貧困などさまざまな不安に怯えるこ となく、お互いを認め合い、支えあいながら暮らせる豊かな社会を手に入れるた めの道を切り拓く一歩を踏み出したいと願っているのです。 * 以下は、8月9日に東京都に提出した要求書の一部
私たちは、要求します。 全都野宿労働者有志/全都野宿労働者連帯行動実行委員会(準) Created by staff01. Last modified on 2006-08-23 09:48:27 Copyright: Default |