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「8億円ムダ使い」陸上自衛隊の中央即応集団司令部基礎工事始まる。

練馬平和委員会  坂本茂

 防衛施設庁の談合事件で揺れていた司令部建設だが、5月30日に庁舎A新設工事(中央即応集団司令部、RC-4、約3,800?)の建築確認(埼玉県庁第7号)がおりた。市営墓地に隣接している陸上自衛隊朝霞演習場内に近接戦闘訓練場新設工事(お墓の眼の前、RC-1、約1,600?、予算約10億円)も始まり「ほとけさま」もびっくりしているようだ、防衛庁情報本部の一部が入るといわれている庁舎B(RC-3、約2,000?、約5億円)等が同時期に新設工事が行われる、建設ラッシュだ、平成17年度と18年度の朝霞駐屯地における施設整備予算合計はなんと約37・2億円にもなる。

 日米間で「国際平和協力」といわれる中央即応集団司令部建設工事は7億8120万で(株)塩浜工業が入札し、直ちに東部方面総監部の西側で基礎工事が始まった。朝霞に建てて座間にも建てると言う無駄遣いもはなはだしい。

 在日米軍のロードマップによれば2,013年3月までキャンプ座間に移転というが朝霞にずるずる居座る可能性もある。座間で嫌なものは朝霞でも嫌だ。

 朝霞にアメリカ軍がやってくる?!

アメリカ軍の都合のいいことに陸上自衛隊朝霞駐屯地はすでに(陸自駐屯地では東京で唯一)日米共同使用(日米地位協定2条4項b、土地:約16,700?、建物:約10,300?)にされている。相模原総合補給廠に2008年内に戦闘指揮訓練センターを建設するというが、朝霞駐屯地には同じような名前の朝霞駐屯地CTS(指揮所訓練センター)がある。アメリカ軍は材料がそろっている朝霞駐屯地で何をしようと企んでいるのでしょうか。

朝霞は「テロの標的」 誰が守るの?

 すでにイラクに派遣されているA隊員がイラクに行く前に「31普通科連隊は武山(神奈川)に行っちゃうし、朝霞は陸自研究本部も含め頭脳集団ばっかりだ」と、ぼやいた。

テポドン騒ぎの時、朝霞駐屯地は地対空ミサイル(入間基地のパトリオットが撃ち損じたら朝霞のフォークミサイルで撃ち落とすのだそうだ、天皇陛下や米軍を守るために)基地でもあるのでミサイル配備されている周辺だけちょっとだけ「緊張」が高まっていた。

 アメリカ軍は強いのだ! 「文句あっか! 俺のが先だ チェ!自衛隊官舎など後回しだ!」

 なお、自衛隊員の官舎建替え(川越街道沿いの古びた空きやばかりの狭い官舎で主に独身・新婚さん用だという)が約2年前より声がかかっていたが朝霞市建築課によれば進捗状況はなく計画は「なくなった」という。「ずいぶん前から早く官舎を出ろと言われたよ。なんだなんだ!日米再編関連の司令部が優先か、分かっちゃいるけどやんなっちゃうよな」とB隊員はこぼす。

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