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清水@パリです。

大学教員の間でも動員がはじまりましたので、報告まで。 以下、大学教員による集会の報告書の抄訳です。大学教員だけ でなく、学生たちのだいたいの行動もわかるかと思います。

急いで訳したので、やや読みにくいかと思いますが、お許しく ださい。

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パリ第III大学AGの呼びかけにより、「CPE闘争大学人連合」 が先週木曜のデモの後に結成された。およそ70人の関係者、研 究者、教員・研究者、IATOS関係者、図書館職員が12の大 学や教育機関から集まり、3時間30分にもおよぶ議論がなされ た。

当日の議題は、以下の通り。
 1)各教育機関における動員の状況の報告
 2)大学人連合の役割や組織について
 3)決議されたこと
4)今後の活動について

1)各大学の動員状況について

パリ第I大学、クレテイル(Creteil)、レンヌ第VIII大学、イ ヴリー、パリ第VII大学、マルヌ・ラ・ヴァレ、パリ第X大学、 高等社会科学研究院、ノルマル・シューペリユー(ユルム校) に関する報告があった。 各大学、教育機関によって動員状況は非常に異なっている。

学校封鎖はレンヌ第II大学で6週間前に始まり、徐々に各地で 行われるようになっていった。現在では、(パリI1,III、VI 、VII、VIII、XII大学で行われている。学生の大部分は通行可 能な状態にとどめた形での封鎖を行っている(パリI、III、VI 、VII大学)。またノルマル・ユルム校やパリXII大学では、授 業閉鎖はせず反対運動を組織するにとどめている。高等社会科 学研究院、ソルボンヌ、パリX大学では大学側によって閉校さ れている。緊張感は高まっているが、高等社会科学研究院でお きたようなこと(学生による封鎖に続いて、外部勢力が校舎を 占拠した。それを受け、学長はこれらの外部勢力の侵入を阻止 できなかった政府・警察当局を批判し、「この侮辱が払拭され るまで」閉校することを宣言した)はまれである。閉鎖にもか かわらず、一部の授業は続いている。ナンテール大学ではレフ ェランドムが企画された(最終的には放棄)。閉鎖中の大学で は、学生と教員がコンフェランスを組織し(パリI、III、VIII 大学など)意見交換の場を提供している。

2)連合の役割と組織について

この連合は大学職員の労働組合が組織しているのではないが彼 等と共に活動する。その目的は、学生を分断することなく、大 学職員の動員をより社会的に明らかにしていくことにある。つ まり社会運動に関する情報を提供し、行動によって公的立場を 示すことである。今後の活動の見通しについては議論があった ものの決議されなかった。

3)決議事項

1.高等教育機関の職員、研究者は間大学連合の元に結集し、 いわゆる「機会の平等」法の引き下げおよびCPEやCNEなどとい った不安定システムを拡大するような措置の撤廃を要求する。 連合はすべての大学職員・研究者に対して、学内での動員、ま た3月26日のデモ、そしてこれからの活動に参加するよう呼び かける。連合はこれらの活動を公表していくつもりである。
2.高等教育職員および研究者間大学連合は、当局側によるキ ャンパス閉鎖に反対する。 それは学生、高校生、および関係 者が議論し行動を組織することの妨げとなっているからだ。
3.連合は政府がとる「緊張戦略」と暴力の制度化を断罪する 。

4)連合は、研究者、教員、IATOS、図書館員、諸大学学生連 合に情報を送るよう呼びかける。


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