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カサをさして1万5,000人!

4月2日(水)、明治公園で夜18時30より、「NO WAR ON IRAQ! STOP有事法制 イラク攻撃即刻中止を求める4.2大行動」に参加した。当日は朝から雨が降り、集会に行くのが億劫になったりしたが、ここで行かなかったらまさに日和見主義という事になるのだろうと思い、雨対策、防寒対策をして出か けた。  会場につくと、ステージでは音楽ユニオンの人たちが歌を歌っていた。寒いなあと思いながら、自分の組合のノボリを探していると、はじめのあいさつで「今、私たちの頭上には雨が降っているけれども、イラクの人たちの頭上には砲弾がふっている。」と言っていた。グルグルと会場をまわっていると、ビニールガサに「NO! WAR!」とカサにメッセージを書いている人が目についた。私が思っていたより人の出が多い。労働組合のノボリも多い。屋外のイスのないところで雨が降っていて寒い、という最悪のコンディションのなか、よく人が集まっていた。それだけ、みんな思いが強いのだろう。集会は途中、雨の降りも強くなったりしてステージの音がよく聞こえなかったりもしたが、1時間半続いた。その中で、聞こえてきたのは、21才の女性が「今、バクダッドでは東京大空襲のような事が行われているのではないか」と泣きながら発言をしていて、思わずもらい泣きしてしまった。  「アメリカは戦争をやめろ」「戦争はイヤだ」とシュプレヒコールをしながらデモ、もとい、パレードは代々木公園へ。  寒かったし、服もびっしょりだけれども、雨が降ろうが、カッコが悪かろうが、平和の為ならば構わない。そう思う人が本当に増えてきたのかもしれない。(A.H/出版労働者)


Created byStaff. Created on 2003-04-02 23:39:29 / Last modified on 2005-09-05 02:59:14 Copyright: Default

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