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第32回釜ヶ崎夏祭り − 労働者の安住の場所がない

 8月15日の夕方、古い友人に会うため久しぶりに夏祭りの釜ヶ崎(大阪)を訪れた。

 曇り空の下で会場の三角公園の中央に櫓が組まれ、周りにたくさんの屋台が営業していた。集まったたくさんの労働者はそれなりに元気そうであった。めいめい酒を飲み、イカ焼きやソウメンなどを食べながら相撲大会や演歌歌手の公演に声援を送っていた。

 釜ヶ崎で活動する友人は、相変わらず仕事がなく、市役所が出す公園や道路など特別清掃がわずかな収入源になっていると話していた。そして、公園の隣に大きなプレハブ建築(左写真)が並んでおり、それが宿賃がない労働者が泊まる仮設住宅で、まさに収容所という外観である。毎日夕方、宿泊が受け付けられ、早朝4時に追い出されるという。日雇い労働者に安住の場所がないことを如実に物語っている。



 写真と記事 高幣 真公(レイバーネット国際部)


Created byStaff. Created on 2003-08-18 16:49:05 / Last modified on 2005-09-05 02:59:23 Copyright: Default

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