例会の感想〜隔世の感・トラック運転手 | |||||||
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昨日の8月例会の感想を一言書きます。 NHHスペシャル「トラック―列島3万キロ」はたいへんショックなドキュメントだった。若い頃東京で小型トラックの運転手として3年ほど働いたので、365日時間に追われる現在のトラックの労働(齧り取られた生活時間)の過酷さは想像を絶した。地獄のような職場(狭い運転席と全国の道路)にほぼ1年中閉じ込められている。睡魔と必死に闘いながら走り続けなくて済む監獄の方が幸せと言えよう。運転手が「死んだ方がマシ」と言っていた気分に共感した。 討論で知ったのは、これが建交労という組合のある職場なのだ。そして、トラック業界の中規模な会社で最低とはいえないのであるから、もっとひどい状況が想像される。無制限に規制を緩和し市場原理を開放する「新自由主義」の結果がここにある。国鉄や今進められる郵政の民営化の行く末である。このトラック業界と郵政公社が競争させられるのだから、郵政労働者の未来が見える。この現実を見て、市場原理と民営化が素晴らしいと誰が言えるだろうか? もう一つのスティーブ・ゼルツアーさんの報告は、トルコやアルゼンチンでもレイバーネットが出来たこと、来年トルコに集まろうという呼びかけに喝采した。一方、アメリカのAFL-CIOの分裂について、彼の積極的な評価は時間が足りず(ビールと泡盛の酔いも廻って)よく理解できなかった。今日の国際労働運動研究会でのスティーブさんの報告をさらに聞いて、疑問を解消したい。 2005/8/22 Created byStaff. Created on 2005-08-22 16:56:16 / Last modified on 2006-05-16 21:52:18 Copyright: Default |