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News Item 20050621m1
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*レイバーネット日本メーリングリストより

Kです。

君が代を着席したまま歌わなかったということで1ヶ月の停職処分を受けた根津公子さんが勤 務先の立川第二中学校の前で抗議行動をしているというのは、Sさんのメールなどでみな さんご承知の通りです。

私はたまたま立川に住んでいるので、「こうしてはおれん」と昨日、自転車で立川二中まで 行ってきました。

レイバーネット日本のサイトで写真が掲載されているとおり、正門前に椅子を持ってきて日傘 をさしながら簡単なプラカードを出して抗議の意思を示されていました。

私は面識がなかったのですが、来意を告げてお話をしばらくうかがいました。

その途中でも何人かの先生が出入りされるのですが、別に変わったこともなく根津さんの座り 込みがないかのように通り過ぎていきます。あまりにも日常的になっているのが異常な感じが しました。

君が代を歌わなかった着席していたというだけで処分されてしまうという異常なことが起こっ ているにもかかわらず、日常が日常としてうごいていっているこの現実はなんなのでしょう?

君が代が処分理由になることに異常性を感じないという感覚の蔓延。

なんともいえない苛立ちをおぼえました。

根津さんから聞いた話は以下のとおり。

労働組合は「君が代の押し付け反対」は言うが行動提起は何もしない。
根津さんが処分されたことについては抗議声明は出すが、それだけ。
根津さんの行動については支援行動もしない。
君が代の押し付けに対して労働組合が行動してこなかったことが、現在の状況を生んでいる。
根津さんは15年前から労働組合には行動すべきと提起してきたが、全然やらない。

学校の先生は声をかけてこない。
全体として教育委員会の処分が背景にして、教員が自粛する雰囲気ができてしまっている。権 力に一方的に押し付けられているというよりも、それに自主的にあわせてしまっている雰囲気 のほうが問題が大きいと感じる。

地域の人や生徒からは励ましの言葉をもらうことが多い。
1人だけ抗議してきた親がいた。
(子どもや地域の親からもらった根津さんへの共感の小さなプラカードもかかげてありまし た)。

マスコミは取材には何件か来たが記事にはならない。


Created byStaff. Created on 2005-06-21 13:20:53 / Last modified on 2005-09-05 03:00:30 Copyright: Default

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