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ワシントン平和行進(2002年4月20日)

  2002 A20 US. DC "Stop The War" March


 2002年4月20日、アメリカ・ワシントン平和行進に10万人が集まった(写真左)。同時に35000人が集まったサンフランシスコ(写真右)など、全米各都市で同様な平和デモが行われた。この平和デモは主として、イスラエルのパレスチナ軍事支配・虐殺と「テロとの戦争」をグローバル化しつつあるアメリカ政府に抗議するもので、27日まで平和イベントが首都ワシントンで行われた。

 4つの主要デモの内のひとつは、多様なエスニック団体・労働組合・NGOなどによる、パレスチナとの連帯とイスラエル軍事支配に抗議する集会デモで、歴史的な規模となった。呼びかけ団体のひとつ、International ANSWER の声明では、今日の反戦運動は労働組合や移民・青年運動を包含し、アメリカ資本・企業の利益のための支配と闘う第三世界の社会運動と連携しつつ、他方で予算を福祉・教育・医療など人権を守り貧困とたたかう方向に転換することをめざすべきだとしている。

 それ以外にも、青年学生の平和グループとニューヨークの反戦派労働組合などが主催する STOP THE WAR のデモにも多くの人々が集まった。彼らは米国政府に対して、軍隊と企業による抑圧ではなく社会的経済的に公正な外交政策への転換や、貧困青年への軍隊のリクルートをやめるよう求めた。また経済グローバル化やIMF・世銀に対する異議申し立てや、プラン・コロンビア(中南米へのNAFTAの拡大に伴う中南米地域への軍事支配強化の一環としてのコロンビア軍事支援)への抗議集会、「アメリカ愛国法」廃棄の会など、多様な平和・反グローバリゼーション・イベントが行われた。


ビデオレポート1

ビデオレポート2

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Created byStaff. Created on 2002-05-07 09:50:07 / Last modified on 2005-09-05 02:58:52 Copyright: Default

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