沖縄戦を生き延び「一人追込み漁」を編み出した漁師を描いたドキュメンタリー「勝ちゃん−沖縄の戦後」公開(10/12〜 東京・ポレポレ東中野) | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバー映画祭(報告) ・レイバーネットTV(9/25) ・あるくラジオ(4/20) ・川柳班(10/31) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第94回(2024/9/10) ●〔週刊 本の発見〕第362回(2024/9/26) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/9/19) ●川柳「笑い茸」NO.156(2024/7/26) ●フランス発・グローバルニュース第13回(2024/9/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第3回(2024/9/23) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合
|
2024/10/12 沖縄戦を生き延び「一人追込み漁」を編み出した漁師を描いたドキュメンタリー「勝ちゃん−沖縄の戦後」公開(10/12〜 東京・ポレポレ東中野)案内→https://x.gd/1sfQf勝ちゃん―沖縄の戦後 劇場公開日:2024年10月12日 98分/ドキュメンタリー 監督:藤本幸久/影山あさ子 製作国:日本 配給:森の映画社 艦砲ぬ喰ぇー残さー(かんぽうぬくぇーぬくさー) 勝ちゃん、こと山城善勝さんは、沖縄本島北部、国頭村の漁師です。 『一人追込み漁』を編み出し、数百キロのグルクン(タカサゴ)の群れをたった一人で捕る、世界でただ一人の人です。 勝ちゃんは、1944年10月4日生まれ。 生まれて6日後が、沖縄戦の最初の大規模空襲、10・10空襲でした。 逃げ込んだガマで日本兵に『子供を黙らせろ(殺せ)』と言われた勝ちゃんの両親は、勝ちゃんを抱いてガマを出て米軍の捕虜となり、生き延びました。 沖縄戦を生き延びた人たちのことを沖縄では「艦砲ぬ喰ぇー残さー(かんぽうぬくぇーぬくさー)」と言います。 「艦砲射撃の喰い残し」と言う意味です。 勝ちゃんもその一人です。 戦後、焼け野原となった沖縄で、人々は自らの力で生き延びるしかありませんでした。 陸のものは全て焼かれ、土地も畑も、米軍基地にとられていました。 食べるものは海の物しかありません。 漁師、勝ちゃんの原点です。 米兵相手のタクシー運転手、米軍基地の物資を盗み出す「戦果アギヤー」などもしながら生きてきた勝ちゃんの半生は、沖縄の庶民の戦後そのものです。 米軍の占領下の沖縄では、6歳の少女が米兵に殺された由美子ちゃん事件(1955年)、宮森小学校米軍機墜落事故(1959年)、コザ暴動(1970年)、辺野古新基地建設(2004年〜)など、さまざまな事件、事故が起きます。 それらは全て、勝ちゃん自身の体験でもありました。 作品は、勝ちゃんの人生と重ね合わせて、戦後の沖縄を描きます。 そして、どんな時代も勝ちゃんの人生を支えてきたのは、沖縄の海でした。 優れた漁師の本気の世界。 「海」そのものもまた、この作品の主人公と言えるでしょう。 上映劇場 東京 ポレポレ東中野 2024年10月12日(土)〜 10/12(土)、13(日)の上映後には藤本幸久監督+スペシャルゲストによるトークも予定! https://x.gd/1sfQf 大阪 シアターセブン 2024年10/26(土)〜 https://x.gd/hmwNz |