韓国:ソウル大病院労組、「病院営利化」阻止無期限スト突入 | |||||||
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ソウル大病院労組、「病院営利化」阻止の無期限ストライキに突入「ヘルス・コネクトおよび先端外来センター、公共病院の営利化を加速」
ユン・ジヨン記者 2014.08.27 12:20
ソウル大病院の労働者たちが「医療民営化阻止」、「ソウル大病院正常化」を掲げ、 8月27日から無期限ストライキに突入した。 8月25日にはソウル大病院下請労働者が元下請の不公正取り引きの解決などを掲げてストライキに突入しており、 元下請の無期限ストライキ事態が続く展望だ。 医療連帯本部ソウル大病院分会は8月27日午前9時20分、 ソウル大病院で記者会見を行い、ストライキ突入を宣言した。 ソウル大病院の営利子会社であるヘルス・コネクトの設立と付帯事業拡大のための先端外来センターの設立などの医療民営化事業を阻止するためだ。 [出処:チャムセサン資料写真] ソウル大病院分会は6月27日、 政府の医療民営化阻止を掲げて2日間のストライキを行った。 7月21日にも二日間の2派ストライキを続けた。 今回の3派ストライキは無期限で行われ、必須維持業務を除く労組組合員400〜500人がストライキに参加する。 労組はストライキ突入の前に 「ソウル大病院は不法営利子会社を先頭に立って作り、 病院をデパートにする数千億ウォンの工事を強行し、 利益を財閥企業に与えようとしている」とし 「オ・ビョンヒ医院長をはじめとする執行部の傲慢と独善、不通がソウル大病院を亡ぼすのを黙って見ていられないため、 労働組合は再びストライキ闘争に突入した」と明らかにした。 オ・ビョンヒ医院長はこれまで労使賃金交渉に参加してこなかったが、 先週、労組がストライキ突入を宣言した後に労組と交渉を行った。 労組の関係者は「週末も実務交渉を続けてきたが、 病院正常化に関する経営陣の立場は変わらず、 ストライキに突入することになった」と説明した。 続いて「昨年の労使団体協約で、 1分診療問題、選択診療運営改善策、子供病院患者給食直営運営などの医療公共性の合意を引き出したが、 これらの合意も病院側は履行していない」と明らかにした。 労組は病院が推進している先端外来センター事業は経営危機を招き、 医療の公共性を破壊すると見ている。 今年7月、病院が斗山コンソーシアムと締結した実施協約によれば、 先端外来センターの建設に必要な病院の負担金額は初期事業計画より227億ウォン増えていることが明らかになった。 直接事業費だけで約1100億ウォンで、毎年62億ウォンを20年間、 斗山コンソーシアムに支払わなければならない。 現在、ソウル大病院はBTL(賃貸型民間投資)方式で民間資本と先端外来センター工事を進めている。 先端外来センターは地下6階の規模で建設され、 ここには大型スーパー、メガネ屋、美容室、医療機器販売、食堂、記念品店など、 患者の治療とは直接関係がない付帯事業を誘致する計画だ。 さらにソウル大病院は「UAE王立セイク・カリファ専門病院」委託運営のためにソウル大病院の医療陣200余人を現地に派遣する予定で、 熟練医療陣の大規模流出は避けられない状況だ。 労組は「ソウル大病院はすでにカリファ病院の開院準備のために熟練人員を選んで派遣しており、 医療の空白と医療サービスの質の低下が憂慮されている」とし 「だがオ・ビョンヒ医院長は、すぐ必要な医療陣補充についても 『必要なら』、『できるだけ』考慮するという言葉だけ繰り返している」と批判した。 現在、労組は政府とソウル大病院に、 △病院は営利子会社のヘルス・コネクト事業から直ちに撤収して国民に謝罪すること、 △オ・ビョンヒ院長は先端外来センター建設計画を撤回し、 教育部は事業承認を全面的に再検討すること、 △朴槿恵政権は公共機関のニセ正常化を直ちに撤回すること、 △病院は非正規職労働者の即刻復職と非正規職の正規職化をすること、 △病院はアラブのカリファ病院に派遣する人員分を正規職人員で補充、 小児病院の患者給食直営、1分診療問題解決、選択診療運営改善策用意などの合意事項を履行し、 医療公共性の強化に動くことなどを要求している。 なおソウル大病院下請労働者も8月25日、 不公正取り引きの糾弾と非正規職解雇者復職を要求してストライキに突入した。 彼らは「公共機関であるソウル大病院は、現在行っている不公正取り引きをいますぐ是正し、 悪質な業者を解約して低賃金と雇用不安に苦しむ下請労働者を直接雇用しろ」と要求した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2014-08-30 19:06:41 / Last modified on 2014-08-30 19:06:42 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |