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一山秀療養院が療養保護士を集団解雇、占拠座り込みに突入

4月に労組を結成すると一方的に廃業、雇用継承を拒否...「労組瓦解の試み」

ユン・ジヨン記者 2014.07.06 20:50

一山秀療養院の療養保護士が集団解雇に反発し、 療養院のロビー占拠座り込みに突入した。

一山秀療養院の18人の療養保護士らは7月6日午前8時30分頃、 高陽市文峰洞の療養院ロビーで座り込みを始めた。 彼らは7月5日、療養院の一方的な廃業で集団解約された。

[出処:公共運輸労組連盟]

労組側では、療養院側が労組を瓦解させるために一方的に療養院を廃業、譲渡した後、 組合員の雇用継承を拒否していると批判している。 解約された18人はすべて労働組合に所属している組合員だ。

4月に一山秀療養院療養保護士18人は、 公共運輸労組医療連帯本部ケア支部に一山秀療養院分会を設立し、 労組活動を本格化した。 だが使用者側は団体交渉要求を拒否し、 その上、交渉を要求する労組幹部らを警察に申告するなどで労使対立が高まっていた。

使用者側は、労組が交渉を要求した5月から廃業公告を掲示し、 結局7月5日に療養院を廃業措置した。 その過程で療養院を買収した新しい事業主は事業譲渡による雇用継承を拒否し、 労組に所属する18人の労働者は集団解雇された。

使用者側は雇用継承ではなく、入社志願および面接をして選別的に新規採用するという立場を固守してきた。 雇用労働部高揚支庁も使用者側に雇用継承の義務があるという点を指導・監督したが、 使用者側はこれを拒否している。 さらに7月3日に開かれた京畿地労委調停会議で6時間にわたる会議の末、 労使は「1年新規採用契約」に合意したが、使用者側は突然これを拒否し、 会議が決裂した。

医療連帯ケア支部のリュ・ハンスン組織局長は 「使用者側は新規採用の時に入社願書に協会や労組などの加入事実を記載させ、 組合員探しをしている」とし 「今日新しく赴任した院長は、地方労働庁の勤労監督にもかかわらず雇用継承を拒否しており、 労組の対話要求も握りつぶしている」と指摘した。

なお一山秀療養院療養の保護士らは、最低賃金にも至らない130万ウォンの月給を受けてきた。 3月から賃金が10万ウォン上げられたが、 使用者側はこのうち81000ウォンを食費として一方的に控除し、 労働者の反発をかった。 また、24時間全日勤務をする療養保護士らは休憩時間もきちんと保証されない。 療養保護士はほとんどが50代〜60代の中高齢の女性だ。

労組は「相当数が家族の生計に責任があり、 辛い大変な労働と非人格的な待遇に黙黙と耐えてきた。 だが人間扱いしてくれという療養保護士の要求に、事業主は全員解雇で答えている」とし 「労組の要求は単純だ。勤労基準法を守れということだ」と強調した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-07-07 01:41:44 / Last modified on 2014-07-07 01:41:45 Copyright: Default

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