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KBS理事会、結局「採決延期」、二大労組はストライキへ

理事会の最終陳述割れ、李佶詠が「延期」…二大労組「KBS内の全構成員の闘争」

入力:2014-05-2901:39:47 公開:2014.05.2901:42:15
チョン・サングン記者| dal@mediatoday.co.kr

KBS理事会(理事長李佶詠(イ・ギリョン))が結局、 吉桓永(キル・ファニョン)KBS社長の解任提請案採決を延期した。 5月28日の午後4時に始まった理事会は、9時間の激論を経たが結局、 吉社長解任提請案の採決に失敗した。 理事会は来る6月5日午後4時、またこの問題を議論することにした。

理事会は、会議の中断と再開を繰り返し、激論を続けた。 解任提請案を発議した野党推薦の理事が28日にこの採決を終わらせようと主張したというが、 与党推薦の理事は文言の調整などを要求したという。

KBSのチョ・ジュンサン理事は「最終陳述で意見が半々に割れた」とし 「李佶詠理事長が上の理由で採決延期について緊急動議を提案した」と話した。 チョ理事は「理事会が労使双方に仲裁の努力をした」とし 「吉桓永社長が出席しないので、吉社長とも会って二大労組とも会おう」と話した。

先立ってこの日の理事会に吉桓永社長が参加し、各種の疑惑を釈明したという報道もあったが、 メディアオヌルが確認した結果、吉社長は参加していなかった。 これと共に一度採決をしたという知らせもあったが、 最終陳述をしただけで、採決はしなかったことが確認された。

▲28日のKBS理事会の前にKBS本館ロビーで集会をする全国言論労組KBS本部. 写真=KBS本部

KBS理事会が結局「採決延期」を選び、KBSは荒波に陥るものと見られる。 理事会が始まる前から「採決延期」の可能性は提起されていたが、 内部の構成員らは内心、与党推薦理事の中から離脱票が発生することを期待しているようだった。 だが事実上、離脱票は発生しなかった形で、6月5日にまた理事会を開いても吉社長を解任する可能性は低いものと見られる。

これによりKBS労働組合(委員長ペク・ヨンギュ・KBS労組)と全国言論労組KBS本部(本部長クォン・オフン・KBS本部)は、 5月29日の05時からストライキに突入することにした。 今回のストライキはKBS労働組合が分離してから初めての二大労組の共同ストライキだ。 彼らはこの日の午後2時、それぞれストライキ出征式を開いた後、 午後3時に共同ストライキ出征式を開く計画だ。

二大労組はストライキ指針を通じ 「2014年の公営放送死守と放送独立争奪のためのストライキは、 KBS内のすべての労働組合と職能協会、部長級以上の幹部まですべての同意を集め、 KBSを本当の国民の放送に取り戻すための歴史的な共同闘争」とし 「今回のストライキは、主体、目的、手続きにおいてすべて合法性を充たす合法ストライキ」であることを強調した。

原文(メディア・オヌル)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作権:この記事の原著作権は、韓国のインターネット新聞メディアオヌルが保有しています。この記事はメディアオヌルの許可を得て翻訳・掲載したものです。本記事および文中の写真・図表の利用や転載などについてのお問い合わせはメディアオヌル宛にご連絡ください。


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