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現代重工労組員投票「一日点検」議論

会社「投票参加一日面談点検票」を作成

イ・サンウォン記者 2014.10.22 13:30

[出処:蔚山ジャーナル]

20年ぶりのストライキについて対立している現代重工で、 組合員の投票参加を毎日点検する点検票と投票所監視計画などが記録された文書が発見された。 会社が露骨に投票を妨害しているという労組の主張を裏付ける根拠で、議論が予想される。

現代重工労組は9月23日に争議行為賛否投票を始めたが、 翌日、緊急会見を行い、会社の投票妨害が限度を超えているとし、 開票期間を無期限延長した。

今回労組がホームページに公開したこの文書では、 これまで労組が主張してきた会社の露骨な投票妨害行為が組織的に行われていたことがわかる。

労組が公開した「投票参加一日面談点検票」を読むと、 組合員の声明と職位などと共に日付別の投票参加の有無を確認し、 記入する欄がある。 欄にはO(参加)、△(中道)、X(不参加)に分け、 毎日該当欄をチェックするようになっている。

労組は「文書には『大変だろうが一週間ほど苦労して下さい』という激励と共に、 一週間分の各個人の指向評価フォームをわかりやすく整理して送った」と説明した。

労組は「特に管理を促す文書には『2000年代の社番を中心に(投票参加の)雰囲気を助長、新入社員も含み、全社的に広まりつつある』とし、 穏健、中道性向の人員を再度徹底して管理しろという要請も付け加えている」と指摘した。

労組は「点検票により、組合員約200人の面談内容を分析した結果、 初め投票参加指向を見せていた組合員が数日後には不参加を決めたという内容も入っている」とし 「いかに会社が執拗に組合員を懐柔したのかを察することができる」と批判した。

労組は点検票の他にも、 特定事業部の投票所をモニターする担当者リストと行動指針を命令する文書も公開した。

労組は「会社側の無謀な不法行為が続けば、 労組は労働法違反と不当労働行為を続ける会社側を告発するほかはない」と強調した。

現代重工の関係者は「先日公開された文書は、会社の公式方針とは無関係だ」とし 「新しく労使が大乗的な和合をしようとしている時点に文書が発見されたのは残念」と明らかにした。

なお去る9月にも組合員に対する個別面談の内容と指向等級などを記録した 会社側の面談計画が公開されて論議がおきた。

付記
イ・サンウォン記者は蔚山ジャーナル記者です。この記事は蔚山ジャーナルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-10-23 06:07:33 / Last modified on 2014-10-23 06:07:33 Copyright: Default

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