韓国:運送料削減に反発、貨物労働者が高空籠城 | |||||||
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大宇造船の一方的な運送料削減に反発、貨物労働者2人が高空籠城に突入「ストライキ8日、元請は傍観」代替運送車両の投入で対立激化
ユン・ジヨン記者 2014.10.06 11:01
大宇造船海洋の一方的な運送料削減の撤回を要求し、 貨物労働者2人が鉄塔高空籠城に突入した。 貨物連帯本部のキム・チョルギュ慶南支部長とキム・ジュンミン巨済統営支会長は 10月6日午前4時頃、 巨済大宇造船内船舶作業場にある30mの鉄塔で高空籠城を始めた。 彼らは元請の一方的な運送料削減撤回とストライキ事態の解決を要求している。 [出処:貨物連帯本部] 現在、貨物連帯慶南支部巨済統営支会と全南支部サム分会、浦項支部組合員の貨物労働者たちは、 大宇造船の原資材と鉄鋼材などの物量を運送している。 元請社の大宇造船海洋は昨年5月、 受注の減少による苦痛分担次元で運送料5%を削減し、 8月からは石油価格連動制を適用したことでまた運送料が2〜5%ほど低下した。 そのため巨済統営支会は9月29日午前0時から全面ストに突入し、 元請と運送社に誠実交渉を要求した。 だがストライキ8日目になる現在も交渉が進んでいない。 貨物連帯の関係者は 「運送社とは4〜5日前に交渉をしたが、 進展した成果を得られなかった」とし 「問題の解決のためには運送社ではなく元請の大宇造船が動くべきだが、 傍観しており状況が悪化している」と説明した。 特にストライキ後に使用者側が代替運送車両を大挙投入し、 労使の対立はさらに増幅している。 10月3日、代替運送車両に抗議した労組幹部が車両に轢かれて病院に運ばれ、 4日にも警察との衝突で組合員1人が病院に運ばれた。 [出処:貨物連帯本部] 10月3日には支会の組合員チン某氏が巨済市河清面のチルチョン橋の下でトラックと共に転落して死亡する事件が発生した。 故チン某氏は死亡の前日、支会長に 「生きても一緒に生き、死んでも共に死ぬべきなのに、 一緒にできず申し訳ない」という携帯メッセージを残したという。 貨物連帯の関係者は「正確な事故の経緯は明らかになっていない」とし、 運送会社側の圧迫で死亡した可能性を排除していない。 労組は遺族の意により、故チン某氏の葬儀手続きを終えた状態だ。 貨物連帯は今回のストライキ事態が解決しなければ、 10月8日午後3時に巨済で全国集中集会を開く方針だ。 貨物連帯は「8日に大宇造船工場の前で拡大幹部1千人が参加するストライキ勝利決意大会を始め、 本部次元の支援および対応方針を用意して闘争していく」とし 「運送社は運送料削減撤回で答えなければならない。 大宇造船もまた事態解決のために積極的に努力しなければならない」と明らかにした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2014-10-07 06:08:06 / Last modified on 2014-10-07 06:08:07 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |