本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:ユソン企業高空籠城100日を越える
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1390486575460St...
Status: published
View


ユソン企業高空籠城100日を越える...「労組破壊に対抗して一つの闘争に」

金属労組労組破壊中断、事業場処罰要求集会

チョン・ジェウン記者 2014.01.23 11:02

労組破壊工作に対し、ユソン企業事業主処罰を要求する全国金属労組ユソン企業支会(ユソン支会)のイ・ジョンフン、ホン・ジョンイン支会長の高空籠城が100日を越えた。吹雪が吹き付けた1月20日で高空籠城突入100日になった。

京釜高速道路に乗り、忠北沃天を通ると「ユソン企業柳時英社長拘束」を要求する垂れ幕が一目で見え、金属労組の旗と団結闘争旗が翻る。 地面を踏めず空中に追い詰められた彼らが暮らす高空籠城場は、労組破壊で疲弊する全国事業場労働者の象徴になった。

[出処:ジョンウン メディア忠清現場記者]

「司法府が労組破壊事業主を保護...民主労組死守闘争で」

全国金属労組は1月22日午後4時、高空籠城場前で100日を越えた高空籠城闘争を援護すると同時に、労組破壊工作中断、柳時英(ユ・シヨン)ユソン企業社長拘束、イ・ギボン-チェ・ソンオク工場長退陣を要求する決意大会を開いた。

金属労組のソ・サンヨン副委員長は、 「ユソン支会のイ・ジョンフン、ホン・ジョンイン支会長は100日以上鉄塔で闘争をしている」とし 「ユソン支会闘争の勝利のために、金属労組がここにきた」と話し始めた。 ソ副委員長は「ユソン支会闘争に必ず勝利する。 支会長が労組の勝利で降りてくる姿を見たい」とし 「みじめな生活を清算し、人間らしく生きるために労組破壊工作と戦おう」と注文した。

[出処:ジョンウン メディア忠清現場記者]

この場に集まった労働者たちは、ユソン企業労組破壊事業主に「免罪符」を与えた検察の処分を強く批判した。 最近、検察は会社が労組破壊工作の一環として親指向の第2労組設立に関与・介入するなど、各種の不当労働行為に対し、ユソン企業事業主を証拠不充分で無嫌疑処分にした。 事業主の不法労組破壊行為で苦しむ金属労組の全国各事業場告訴告発の件にも、検察は事業主に免罪符をあたえる判決をした。 労働者たちは「司法府が悪徳事業主を保護している」と声を揃えた。

高空籠城をしているユソン牙山支会のホン・ジョンイン支会長は 「検察がユソン企業事業主不起訴処分をした」とし 「2002年の国会聴聞会と国政調査、労働部の特別勤労監督、押収捜索など、労組破壊の証拠がすべてあらわれても、検察は証拠不充分で不起訴処分した」と批判した。

続いて彼は「ユソン支会組合員の力強い闘争と、地域労働者の粘り強い連帯の力で、ユソン支会の戦いは勝利で終止符を打つ」とし 「労組破壊はユソン支会ばかりか全国の事業場で行われている現実だ。 労組破壊に対する一つの闘争、民主労組死守闘争をしよう」と強調した。

韓神大のイ・ミニル神学大学生会長も「空にしがみつく労働者たちの要求を政府と司法府が無惨に踏みにじっている」とし 「資本の巨大な暴力に踏みにじられる労働者を見るたびに怒りがこみ上げる。 大学生まで街に出てくるほかはない現実だ」と話した。

労組破壊に対する「団結の力」を注文...「一つに集まり、金属労組の闘争で」

特に労組破壊に対するユソン支会の戦いが長期化し、高空籠城も100日を越え、これから金属労組と事業場労働者たちの「一つの力」だけが労働弾圧の局面を突破できるという注文が続いた。

高空籠城中のイ・ジョンフン嶺東支会長は「人が生まれれば100か日のお祝いをする。 また、人が死ねば100か日の法要をする。 今日、高空籠城100日の金属労組集会の意味を訊ねたい」とし 「高空籠城100日目をむかえる集会をしているが、果たしてこれまで私たちが何をしたのか振り返ってみよう」と話し始めた。

イ支会長は「今日の集会は、どんな闘争をするのかしっかり決意する場にしたい」とし 「労組破壊事業場について、国会聴聞会と国政調査もしたし、押収捜索もするなど、多くの労組破壊資料があるのに、われわれはきちんとした食卓で食事もできないという気がする」と心境を伝えた。

続いて彼は「事業場を越え、金属労組に団結しなければ、労組破壊工作に対抗した闘争は終わらない。 だが私たちはまだ闘争の実を結べずにいる」とし 「金属労組がいつも叫ぶように、一つになって闘争しよう。 一つに団結して金属労組に集まり、労組破壊事業場の闘争をしなければならない」と注文した。

[出処:ジョンウン メディア忠清現場記者]

金属労組のチョ・ミンジェ大田忠北支部長は、「最近、検察が労組破壊事業場事業主に免罪符処分をしたのは、これから事業主が労組を自由に蹂躙し、用役チンピラを動員し、労組を壊しても容認するという意味だ」とし 「ユソン支会の戦いは、今や民主労組を死守するとても重要な闘争だ」と話した。

金属労組忠のチョン・ウォニョン南支部長も「今日の集会は、民主労組死守闘争の決意をする場にしたい」とし 「検察の事業主無嫌疑処分の裏には朴槿恵政権の民主労組失脚工作がある」と強調した。

この日、参加者は集会の最後にイ・ジョンフン、ホン・ジョンイン支会長に伝えたい話をハガキに書き、高空籠城場に上げた。

[出処:ジョンウン メディア忠清現場記者]

[出処:ジョンウン メディア忠清現場記者]

付記
チョン・ジェウン記者はメディア忠清の記者です。この記事はメディア忠清にも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-01-23 23:16:15 / Last modified on 2014-01-23 23:16:16 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について