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鉄道労組-公社民営化撤回の本交渉が紛糾、労組のストライキ切迫

9日午前9時からストライキに突入...「公社が意図的に交渉を懈怠」

ユン・ジヨン記者 2013.12.08 20:04

12月8日午後、鉄道公社と鉄道労組の本交渉が事実上決裂したことにより、鉄道労組は来る9日、予定通りにストライキに突入することになる展望だ。

鉄道労組と鉄道公社は12月8日午後4時、鉄道公社ソウル本部会議室で本交渉を 開く予定だった。当初、労使は取材陣のための交渉会場の公開に合意したが、 労使代表交渉委員の冒頭発言の公開をめぐり、使用者側がこれを拒否し、最初 から交渉は混乱した。

▲7日に開かれた鉄道労組と鉄道公社の本交渉[出処:鉄道労組]

その後、鉄道公社側は4時30分頃に報道担当者ブリーフィングで、本交渉に参加 しないという立場を発表した。労組側も午後5時頃「鉄道公社がストライキまで 予告された状況で、最後の交渉まで懈怠するのは、水西発KTX理事会を開催して 一方的に鉄道民営化を進めるという立場だと考えるしかない」という立場を明 らかにし、交渉会場から撤収した。

これにより労使はストライキ前の最後の本交渉で水西発KTX分離のための理事会 に関する何の話を交わせないまま、交渉が混乱を迎えることになった。

鉄道労組のキム・ウンチョル報道担当者は「最後の交渉だったのに、鉄道公社 の崔然恵(チェ・ヨネ)社長の顔も見られなかった」とし「昨日までは代表交渉 委員の冒頭発言の対する取材を公開することになっていたのに、突然に取材を 拒否するとして交渉を混乱に追い込んだ。労組側としては事実上、公社が故意 に交渉を決裂させたと見ている」と批判した。

現在、労組は10日に予定されている水西発KTX分離のための理事会を開かないと いう公社の立場の変化があれば、本交渉に出るという立場だ。キム・ウンチョル 報道担当者は「今日の午後8時30分まで労組の要求に対する公社の立場の変化を 待つという最後通告を送った状況」と説明した。

労組側は会社の立場の変化がなければ、午後9時に清涼里駅でストライキ闘争を 宣言する予定だ。現在、労組は7時30分から清涼里駅で「全面ストライキ勝利の ための地区別夜間非常総会」を開いている。

公社は6日からストライキに備えて非常輸送体制に転換し、平常時の60%水準に 運行が減るセマウル号、ムグンファ号などの代替交通手段を支援する計画だ。 またストライキで通勤、広域列車の運行に支障が発生すれば、ソウル地下鉄を 増便し、バス路線を延長するなどの対策を準備している。

9日の午前9時から行われる鉄道労組のストライキには、鉄道労組組合員2万1千 人のうち、必須維持業務を除く1万2千人以上が参加する予定だ。労組は9日午前 9時、各支部別にストライキ出征式を開き、午後2時からは地域別でストライキ 集会を開く予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-12-09 03:16:18 / Last modified on 2013-12-09 03:16:18 Copyright: Default

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