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ソウル大病院労組、ストライキ13日目に交渉妥結

5日に現場復帰...「医療公共性に関して多くの議論があった」

ユン・ジヨン記者 2013.11.04 20:51

10月23日にストライキに突入したソウル大病院労組が、ストライキから13日で現場に復帰する。11月1日から交渉を続けてきたソウル大病院労使は、陣痛の末に4日午後、暫定合意を引き出した。

[出処:チャムセサン資料写真]

公共輸送労組 医療連帯ソウル支部ソウル大病院分会によれば、病院は今回の 合意でこれまで外注で運営されてきた子供病院の患者給食を2014年以内に直営に 転換することを肯定的に検討することを約束した。

また、外来患者1分診療問題についても「病院は患者中心の質高い医療サービス を提供して、1分診療問題を解決するためにセッション(session)当たりの外来患者 1人当りの診療時間を適正に維持する」という条項を引き出した。労組側は該当 合意がソウル大病院の医療サービスの質の向上に重要なステップになると期待 している。

ソウル大病院内の非正規職問題についても一定の合意を引き出した。病院側は 今回の合意で「病院は非正規職を正規職に転換するために該当政府部署と協議 をして、正規職の定員を最大限確保するように努力し、無期契約職中で100人を 理事会の承認後に選考手順を踏み、2014年以内に正規職に転換する」と約束した。

現在、ソウル大病院で働いている直接雇用非正規職は1143人で、間接雇用まで 入れる2028人にのぼる。労組は「目標にした『非正規職問題解決』という目標 からみると、今回の合意は満足ではない」とし「しかし今回の合意はソウル大 病院の深刻な非正規職問題を解決する出発点になるだろう」と強調した。

この他にも労使は、△必要な部署を中心として人員補充、△公正な人事、△暴行、 暴言、セクハラが発生しないように、2014年3月までに労使協議で周期的な人権 教育などによる再発防止対策用意、△政府の公共機関賃上げガイドラインに 準じる賃上げに合意した。

ソウル大病院分会は「ストライキの過程で、ソウル大病院が向き合っている多 くの問題が社会的に知られ、医療公共性の意味についても多くの議論があった」 とし「ソウル大病院の組合員の医療公共性強化と非正規職闘争に共感して支持 してくれたソウル大病院の患者と患者の保護者、国民の皆様に深く感謝する」 と明らかにした。

一方、ストライキに参加したソウル大病院労組の組合員たちは11月5日午前5時 に業務に復帰する計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-11-06 23:50:41 / Last modified on 2013-11-06 23:50:42 Copyright: Default

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