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現代車不法派遣交渉決裂か

非正規職労組「新規採用を中断しなければ決裂」立場表明

イ・ジョンウン記者 2012.12.18 13:03

現代自動車非正規職労組(支会)は会社の新規採用方針に反発し「会社が新規の 採用を中断しなければ、交渉を決裂させる」と明らかにした。

現代車は12月14日、社内下請労働者を対象に採用公告を出した。労組(支会)は 12月17日夜に幹部会議を開き「不法派遣特別交渉をしている間に一方的に新規 採用をするのは交渉をやめようということ」とし「18日の14次本交渉までに 新規採用を中断しなければ交渉決裂」と決定した。

20日には非正規職、正規職が共に残業を拒否し、21日には非正規職労組(支会) が昼間組が7時間部分スト、夜間組が全面ストを繰り広げる予定だ。

▲現代車非正規職労組(支会)は14日にストライキをした。[出処:金属労組現代自動車非正規職支会]

現代車不法派遣問題解決のための各界各層の努力も続いている。金属労組は17 日午後、34次臨時代議員大会を開き『不法派遣正規職化、整理解雇、労組破壊』 の3大懸案問題解決のために来年1月の全面ストを全員一致で決意した。金属労組 は1月の全面ストライキに先立ち、12月20日に全組合員1次残業拒否、来年1月上・ 中旬に全組合員2次残業拒否をする予定だ。

参与連帯は現代車不法派遣問題に即刻措置ができるのに検察の捜査を口実とし て権限行使を先送りする労働部を批判した。参与連帯労働社会委員会は、11月 15日、雇用労働部に『現代車不法派遣関連雇用労働部指導・監督現況公開質問書』 を発送した。雇用労働部は11月30日「検察が現代車不法派遣について捜査中 なので措置が取れなかった」という趣旨の答弁書を送った。これに対して参与 連帯はまた雇用労働部に「自主的な不法派遣判断基準により行政措置が可能なので 検察捜査とは無関係にすぐ施行しろ」という意見を送った。

12月13日には法学者35人が鄭夢九(チョン・モング)現代車会長を派遣法違反で ソウル中央地検に告発した。彼らは「現代車が社内下請業者勤労者を法で派遣 が禁じられた業務の自動車製造生産作業に投入し、大法院がこれを不法と確定 判決した後も続けている」とし「これは明白な犯罪行為」と主張した。

これに先立ち13日に開かれた13次不法派遣特別交渉で使用者側はこの日の交渉 で「社内下請勤労者中3500人を2016年までに新規採用方式で正規職で採用する」 という案を出した。労組(支会)はこれに反発し、14日に6時間ストライキをした。 このストライキで蔚山では第1工場、第2工場2ライン、変速機工場の稼動が中断 した。代替人員を投入しようとする会社と、これを防ごうとする組合員の間で 衝突が起き、蔚山工場と牙山工場を合わせて32人の組合員が大小の怪我をした。 会社側でも管理、保安職員34人余りが負傷したという。

一方、蔚山商工会議所は「蔚山の市民を対象に世論調査をした結果、蔚山市民 の82%が現代車鉄塔座り込みと不法ストライキは誤っていると思うという結果が 出た」と17日に明らかにした。これに対して非正規職労組(支会)は、「今回の ストライキは手順を踏んだ正当なストライキ」で「蔚山相談が『ストライキを どう思うか』と聞かず、『不法占拠座り込みをどう思うか』と質問し、結論を 歪めた」と反論した。(記事提携=蔚山ジャーナル)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-12-19 15:24:23 / Last modified on 2012-12-19 15:24:24 Copyright: Default

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