韓国:SJM用役暴力、警察は傍観者? | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(報告) ・レイバーネットTV(12/11) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班 ・ブッククラブ(2025/1/11) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第97回(2024/12/10) ●〔週刊 本の発見〕第371回(2024/12/26) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/12/19) ●川柳「笑い茸」NO.158(2024/10/26) ●フランス発・グローバルニュース第15回(2024/12/24) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第96回(2024/12/5) ●「美術館めぐり」第6回(2024/12/23) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
SJM用役暴力、警察は傍観者?金属労組京畿支部、「用役暴力に無対応・無責任の警察は責任を取れ」
ウ・ヨンヘ ニュースセル記者 2012.07.31 11:48
SJM会社側の攻撃的職場閉鎖の過程で現れた用役暴力に対し、所轄警察署が責任 を回避した情況があり、議論が予想される。 7月27日午前4時頃、SJM会社側は無期限職場閉鎖を理由に警備用役業者の 『CONTACTUS』所属の用役約200人を安山工業団地にあるSJM工場に奇襲投入した。 この日、投入された用役は、戦闘警察が着用する鎮圧装具のような服装に、 盾とこん棒を持ち武装した。用役警備業者の暴力行為で当時、工場内にいたSJM 労働者35人が負傷、11人が入院し、13人が顔と頭、腕、脚などを縫い、11人が 打撲傷を受けた。 ▲用役暴力で負傷したSJM組合員[出処:金属労組京畿支部] 金属労組京畿支部は、SJM職場閉鎖の過程での用役の暴力行為に対し、警察が 「事件の経過を隠して用役職員を一部立件し、事件を縮小しようとするなど、 用役暴力を幇助して責任逃れをしている」とし、「警備会社の暴力を黙認した 責任を明らかにしろ」と主張した。 警察が用役警備の暴力行為を黙認したという議論の核心は、午前5時30分頃から SJMの労働者が工場の外に引きずり出されてきた6時43分までの間だ。安山檀園 警察署はこれに関し「(警察は)午前5時30分頃に到着した。その時はすでに すべての状況が終了していた」と明らかにした。 だが、金属労組京畿支部とSJM支会が提供した映像と資料には、用役の暴力行為 が午前5時から労働者が工場正門の外に出た6時43分まで続いており、「警察が 暴力行為を無策傍観した」という主張を裏付ける。 SJM支会によれば、用役警備は27日午前4時25分頃、5台のバスで工場正門に到着 した。この時、バスの先頭と後尾の車両で会社側管理者が道案内をしていた。 用役警備は午前5時頃正門と裏門に配置され、工場内の労働者と対峙した。 ▲午前6時18分、工場の中から物を投げる用役警備映像キャプチャー場面[出処:金属労組京畿支部] 午前5時5分頃、戦闘警察が着用する保護装具と似た鎮圧服を着た用役警備が盾 とこん棒を振り回し、消火器を噴霧して正門を突破、工場内に乱入した。この 過程で負傷者が続出し、労働者が工場正門の反対側にある工場に入った。以後 小康状態が続き、午前5時30分頃、戦闘警察3中隊が到着して工場周辺に配置さ れた。 午前6時に、出勤をしようとする労働者が用役警備に制止され、6時15分頃用役 警備に押されて工場内に入った労働者への用役警備による2次鎮圧が行われた。 金属労組京畿支部は当時の状況について「6時20分頃、用役警備が工場内に進入 し、工場内にあった金属製の部品類を組合員に投げつけ、暴力を振るった」と し「この時、多くの労働者が顔と頭、腕、脚などに負傷した」と説明した。 京畿支部は「警察が状況が終わっていたと話した6時以後、6時30分までが用役 暴力が最高潮に達していた時点」とし、「警察が用役警備の暴力を無策傍観し た」と批判した。 ▲用役警備が工場内にSJM労働者たちに投げた物品[出処:金属労組京畿支部] 工場の中で用役警備の暴力行為により負傷したSJM支会組合員は「(用役警備が) 鉄の槍のようなものを投げ、棒のようなもので打った」と証言した。 別の支会組合員は「(工場2階)窓が開いていて、飛びおりた。命の威嚇を感じた」 と回想した。続いて彼は「窓から飛びおりる時も、用役警備がいる側に行くと やられるので、わざわざ警察がいる方に飛びおりた。当時、上で用役たちが逃した と悪口を言っていたが、数十人の警察はこれを見ても、何もないかのように じっとしていた」と説明した。 警察の発表と違い、戦闘警察が配置された5時30分から6時45分まで、用役の 暴力が続いた情況について警察の釈明がなければ、議論が増幅しそうだ。 また、金属労組SJM支会は27日当時「4時25分に用役バスが到着した時、先頭と 後尾の車両に使用者側管理者が一緒にいた。午前5時30分頃、使用者側の幹部が 工場に到着していた」とし、「会社側と警察が状況を共有していた」と主張した。 一方、警察は27日、用役警備業者の暴力行為が言論に公開されると、用役警備 業者の社長と関係者10人余りを立件した。警察は彼らに対し「暴力行為をしな いと約束していた」とし、「違法事実がわかれば司法処理する方針」と発表し た。また「警備用役業者を雇用したSJM代表のキム某氏を召喚し、暴行幇助容疑 で調査する計画」と伝えた。(記事提携=ニュースセル) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-08-01 02:25:40 / Last modified on 2012-08-01 02:25:47 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |