韓国:MBC監査局、キム社長法人カードの過多支出は「個人のスタイル」 | |||||||
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MBC監査局、キム・ジェチョル法人カードの過多支出は「個人のスタイル」独自の監査の結果、放文振の理事会報告…不実監査の叱責あふれて
イ・ジェジン記者 | jinpress@mediatoday.co.kr
チェ・ムンスン 前任MBC社長 約3億4700万ウォン MBC監査局が7月26日、労組のキム・ジェチョル社長業務上背任容疑疑惑提起で 着手したキム社長の法人カード使用内訳に対する監査の結果を放送文化振興会 定期理事会に報告した。 キム社長の不正疑惑が大量に提起され、法人カード使用内訳に対するMBC独自の 監査結果に耳目が集中したが、やはりMBC監査局は大きな問題はないという結果 を放文振に報告した。何と4か月も調べた結果、無分別なカード使用内訳が公開 されても業務との関連性を強調し、不実監査という非難が予想される。 MBC監査局の報告書では、初めから個人情報保護法の強化により取引先の法人 カード使用内訳を問い合わせて確認する作業に限界があったと打ち明けた。 特にMBC監査局は「記憶の限界で放送関係者への贈り物、放送関係者接待または 会社の業務関連の食事代や接待のような包括的に疏明した場合、事実関係確認 に限界があった」とし、全的に事実関係の確認でキム社長側陳述に依存したこ とを告白した。 それと共に監査局は「社長の法人カード使用内訳の監査結果は政界でも関心が 高い事案で、監査報告書の内容が外部に公開されれば政治的に利用される可能性 があり、会社のセキュリティを威嚇する要因になる可能性がある」とし、 牽制機能を持った監査局がキム社長をむしろ保護するのに汲々とした。 まず、前任社長と較べ、就任以後2年間にキム社長が使った法人カード使用規模 は、前任社長より2倍も多かった。法人カード総支出規模の7億6000万ウォンで 計算すれば、2年間に月平均3100万ウォンを使ったわけだ。 使用内訳を見ると、キム社長は飲食店の利用などに30%、物品購入で28%、ホテル の利用に関して23%、海外出張に関連して14%、交通費等で5%を使った。 法人カード使用金額と件数の曜日別の使用を分析した結果、休日使用が361件で 全体の18%を占め、約9100万ウォンで全体の金額の12%を使ったことが明らかに なった。本人名義の法人カードで休日に使用した割合を見ると、ホテル利用が 45%で高く現れたのも特徴だ。このような結果は前任社長と較べても高い割合だ。 前任の2人の社長の業務活動は、法人カードの使用は平日が94%を占めており、 休日の使用割合は6%と低かった。休日のカード使用は業務との関連性が少ないと 推定され、流用疑惑が提起されてきた。 これに対して監査局は「キム社長は前任社長と違い、本社や18の系列会社など MBCグループに対する包括的管理を遂行しており、2011年には韓流拡散のための 何回かの海外出張など、グローバル経営に拍車を加えた結果」とし、さらに 「公休日にも会社の業務に関連して、広く活動をする社長固有の業務スタイル、 業務指向などに起因するところが大きいと推定される」と報告した。法人カード の使用規模が大きいのはキム社長のスタイルに起因するというのが今回の監査 の結論だ。 ▲25日放送文化振興会定期理事会に報告したキム・ジェチョル社長法人カード使用内訳MBC監査局結果報告書 監査局は法人カード過多支出の理由として△社長のリーダーシップ、経営スタ イルとも密接な関係がある点、△年度別営業実績、△年度別視聴率推移などを 上げ、経営管理費実績の売上額と較べると、前任社長と大差ないと結論を出した。 労組が提起した高価な貴金属などの贈り物購入の疑惑には「贈り物をする必要 があれば、関連部署に指示したり秘書陣を通じて購入するのが望ましいという 意見」とし「社会通念上、不適切と認識される貴金属類や、ブランド品などの 贈り物の購入は自制した方が良い」という意見を出した。舞踊家J氏自宅に近い 鍾路区旧基洞一帯の特定の食堂で支出が多いことについても監査局は「個人的 な好みや指向によるものなら、そんなこともあると考えられる」と明らかにした。 ただし監査局はこの2年間で1億1000万ウォン相当の商品券を購入したことに対 し、これを止めるよう勧告した。監査局は今後、過多支出を防ぐ対策として、 法人カード運営内規を補完することにし、単位当たり一定金額以上法人カード を使用する時は内部統制手続きを強化することにした。 このような監査局報告について野党推薦の理事は放文振定期理事会で「これが 監査か」と不良監査を指摘したという。 ハン・サンヒョク理事は26日「典型的な不実監査、水増し監査」とし「監査を するなら、使い道について具体的に職務との関連性を確かめるべきなのに本人 の釈明だけを聞いて、幅広く放送関係者への接待だったという調子」と非難した。 ハン・サンヒョク理事は続いて「経営者の裁量の範囲という言葉しかない。 対策も不適切で、方式を直すだけだということ」と指摘した。 今回の監査結果報告についてMBCストライキ事態を傍観していた8期放文振に 免罪符を与えた形だという指摘も出る。 放文振はキム・ジェチョル社長の不正疑惑に対する度重なる調査要請に対し、 7月末にMBC監査結果を待つという立場を明らかにした。 MBC労組は今回の監査結果は予想された結果だとしつつ、キム・ジェチョル社長 の不正疑惑と経営評価について8月に選任される放文振が暴いてくれることを 期待した。 入力:2012-07-26 20:10:17 公開:2012.07.2620:31:46 翻訳/文責:安田(ゆ) Created byStaff. Created on 2012-07-29 17:13:11 / Last modified on 2012-07-29 17:13:23 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |