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「ピンクの闘争エプロンが美しい」

[蔚山労働ニュース]春を呼ぶ第一高調理員労働者の復職闘争

チョ・ソンウン記者/ 2010年03月31日8時09分

3月1日付で解雇された第一高調理員労働者は、4月2日から毎日午前、第一高と 蔚山教育庁前で宣伝戦を行い、毎週火曜と木曜は第一高と教育庁前で昼食集会 を開いている。

第一高調理員労働者は宣伝の時には必ずピンクのエプロンを巻く。エプロンに は「不当解雇を撤回しろ」と書かれている。彼女たちには、ピンクのエプロン が闘争チョッキだ。ピンクの「闘争エプロン」を巻いて進めた復職闘争も30日 になった。

第一高前昼食集会

第一高調理員労働者は3月30日正午、第一高の前で蔚解協、全教組蔚山支部と ともに昼食集会を開いた。

復職闘争30日目、「委託転換撤回! 不当解雇撤回しろ」という第一高調理員労 働者たちの切実な呼び掛けを第一高校は無視し続けている。

だがすべてが変わっている。第一高調理員労働者の復職闘争は第一高前のレン ギョウの花を咲かせ、キャンパスの桜の芽を出させた。何よりも調理員労働者 たちは復職闘争をしながら、春の「実体」として登場している。花が咲いて春 がくるのではなく、不当なことに抵抗する動きから春は来るのだ。まだ寒い通 り、おしゃべりに近い楽しい対話の中でハハと笑う調理員労働者たちは、春の 光のように暖かい。

この日の昼食集会で調理員労働者たちは、自分で書いた手紙を朗読した。手紙 を読む声は染み入ったが教室の窓を開いて手を振る学生の支持と激励の中で調 理員労働者たちは少しもつらくなかった。

学校に私たちをなぜ切ったかと尋ねました。
学校に私たちをなぜ切ったかと尋ねました。
校長先生の無返答は本当に私たちをくやしがらせました。
われわれはこうして道に追い出されたのに、その理由もさっぱりと分かりません。
そして聞いた話は「非正規職保護法により切るのが合法だ」という話でした。
非正規職を保護するために作った法で、私たちが切られるとは本当におかしな話です。
この法を作った人々が本当に悔しいです。
今偉い人たちを尊敬できません。
偽善と偽りで私たちを愚弄しているという事実が本当に怒りを感じさせます。
われわれは必ず勝って、この偽善と偽りに勝ちます。
校長先生、そして先生たち。子供たちに偽善と偽りではない、 真の教育ができるように、私たちを元の場所に戻して下さい。

蔚山教育庁前集会

午後1時20分、蔚山教育庁に到着した調理員労働者たちは、略式集会を開いた。 パク・チュソク発電解雇者は集会発言で「理事長の利益のためのわずかなお金 が重要なのか、調理員労働者たちの生活問題、調理員労働者の生存権が重要な のかを問うべきだ。この小さな実践から復職の希望は育つ」と力強く話した。

教育庁職員は騒々しいと抗議して集会を妨害した。この日、教育庁の前は第一 高調理員労働者の力強い闘争スローガンで埋まった。

同じ釜の飯を食べて3年たちました。
校長先生! そして教職員の先生!
同じ釜の飯を食べて3年がたちました。
家で飼う犬も3年も同じ釜の飯を食べれば簡単に捨てられません。 それなのにある日突然、校長は理由なく出ていけと言います。
これまで「ご苦労さん」、「よくやった」という一言もなく、全員を 追い出しました。どうして人間としてそんなに良心がないのでしょうか?

とてもくやしいです。くやしくてくやしさに耐えられません。
私たちはこのくやしさを皆に知らせることで、私たちの希望がかなうまで、 この闘争を続けます。われわれは必ず子供たちに明るい姿で食事を出す場に 帰ります。

学校側はこれほど心苦しく恥ずかしい姿を見せず、もっと困る前に、私たちを 元の場所に戻して下さい。それが非道徳的で非教育的な学校の姿の謝罪です。

第一高設立者住所前宣伝戦

第一高調理員労働者たちはこの日午後2時30分、第一高設立者の住所地となって いる中区玉轎洞ドンシン薬局の前で約一時間ほど宣伝戦を進めた。

子供たちが家より多く食べる学校給食への不満を話す時は 耳が聞こえなくなるのですか?
私たちは第一高を解雇された調理員です。
私たちの放送が騒々しいと申告する時は耳が聞こえるのですか?
子供たちが家よりたくさん食べる学校給食への不満を話す時は 耳が聞こえなくなるのですか? でなければまったく無視するのですか?
本当に子供のことを考えて大切にする教育者なら、子供たちの健康と 子供たちの立場を一番先に考えなければならないのではありませんか。
子供たちの性格を第一に教える学校で、良心を破る校長先生、自分を堂々と 子供たちのための教育者だと堂々と話せますか?
手遅れになる前に、子供たちが何かコソコソ言いはじめる前に、 もっと多くの不満を爆発させる前に、良心を持って、私たちを一日もはやく 復職させて下さい。
お母さんの誠意と心がぎっしり入った食事を私たちの手であげたいです。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-04-04 09:58:00 / Last modified on 2010-04-04 09:58:01 Copyright: Default

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