韓国:現代車非正規職特別交渉、成果なく終わる | |||||||
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現代車非正規職特別交渉、成果なく終わる現代車支部組合員投票開票...「否決」水増しで顰蹙
チョ・ソンウン記者 2010.12.15 09:43
金属労組、現代車支部、現代車非正規職3支会は、12月13日午後2時、蔚山工場 本館1階のアバンテルームで現代車との非正規職関連特別交渉を行ったが、特別 な成果なく終わった。 [出処:現代車非正規職支会] 交渉の議題は、△座込場の非正規職告訴告発、損害賠償、治療費などの解決、 △この程の座込者の雇用保障(蔚山、全州、牙山)、△非正規職支会指導部の 社内での身辺保障、△不法派遣交渉に対する対策だった。 現代車非正規職支会は、覚書、懲戒、ドンソン企業復帰の問題を強く提起し、 現代車は「金曜の残業拒否、特別勤務拒否、火曜の抗議訪問、4時間拡大幹部 ストライキ、報告大会などを誘発しており、はなはだ遺憾」という立場を示し 相互に攻防があったという。 この日の特別交渉では、ドンソン企業の問題が主な議題になったと伝えられた。 現代車は「ドンソン企業の29人について議題にして、雇用保障ができるように する」と発言し、現代車非正規職支会のイ・サンス支会長は「ドンソン企業の 問題を議題として交渉をして、組合員には一切懲戒などをしないこと」を要求 したという。 イ・サンス支会長は「今日は顔合わせの時に話したことについての攻防があっ ただけで、不法派遣交渉対策についての話と告訴告発の撤回は全くなかった」 と明らかにした。 この日の特別交渉は、週1回、本交渉と実務交渉をすることにして終わった。次 の特別交渉は20日に開かれる予定だ。 現代車非正規職支会「組合員に懲戒手続きが通知されればストライキを展開」現代車非正規職支会の争対委はこの日の午後7時に争対委会議をテント座込場で 招集し、ドンソン企業復帰問題と闘争計画を決めた。 争対委は「現代車非正規職支会の文書が発送され、受取られた後、携帯メール 発送、郵便発送、個別面談、覚書など、組合員への懲戒手続きが通知された場合、 これは平和的交渉の先決条件を破壊する行為であり、これに対しては残業拒否 を含むストライキを展開せざるを得ないと文書で通知する」と決めた。 続いて「ドンソン企業組合員の雇用問題は、交渉の先決条件で最優先で解決さ れるべきで、ドンソン企業組合員の雇用問題が解決するまで出入の保障を要求 する。支会は組合員との懇談会等を通じ、細部の闘争方案を用意する」と決めた。 現代車非正規支会は、月、水、金の出勤闘争と昼食集会をすることにし、15日 の午後5時30分にテント座込場の前で昼夜間組の全体決意大会を開く計画だ。 現代車支部組合員投票開票棄権8226人(18.66%)、賛成9004人(20.41%)、反対2万5795人(58.50%)で否決一方、現代車支部は12月14日午後、8日に実施された組合員賛否投票の開票結果 を発表した。開票の結果、総有権者4万4093人のうち3万5867人が投票に参加し、 棄権8226人(18.66%)、賛成9004人(在籍組合員の20.42%)、反対2万5795人(在籍 組合員の58.50%)、無効1068人(2.42%)で否決された。 だが現代車支部は労組ホームページのポップアップ・ウィンドウの非正規職 闘争速報に、棄権と反対を合わせてまるで反対が77.16%であるかのように集計 した。聯合ニュースは14日に送稿した「現代車労組、非正規職支援ためのストライキ 投票否決」の記事で反対票を2万5795人(77.2%)と書き、誤報を出した。 [出処:現代車支部] 棄権が8226人(18.66%)にもなったのは、8日の組合員総会に先立ち6つの現場組織 が組合員総会に反対することにして、投票自体を拒否した影響が大きいという 分析だ。棄権票を賛成票にいれれば39%に上がる。 現代車支部のA活動家は「イ・ギョンフン執行部が強行した組合員総会は非正規 職ストライキを破壊するためで、イ・ギョンフン支部長のウソの報告と運営委 の誤った決定により進められた。そのため組織議長団は「総会反対」の立場を 出した。棄権票には賛成票より積極的な連帯ストライキの意味が含まれている。 ところが現代車支部がこの棄権票を反対票に入れ、まるで77.16%が反対してい るように発表し一部の保守言論がこれをそのまま報道したのは、一種の詐欺で 自分のストライキ破壊行為を隠そうとするもの」と批判した。(記事提携=蔚山労働ニュース) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2010-12-16 02:45:32 / Last modified on 2010-12-16 02:45:32 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |