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現代車、労組3主体、週末交渉の議論不発

6日午前から第1工場の一部ラインで手動生産

キム・ヨンウク記者(合同取材チーム) 2010.12.06 10:08

12月4日と5日にわたり金属労組、現代車正規職支部、現代車牙山・蔚山・全州 の非正規職支会による3主体会議は、交渉を開くために議論を行ったが新しい案 を出すに至らなかった。

▲現代車社側は6日午前8時頃から第1工場の一部生産ラインを手動で稼動し始めた。

すでに現代車会社側はまず座込を解除し、現代車元請、下請業者代表、正規職 支部、非正規職支会の4者協議をしようといっている。だが、労組3主体はこう した会社の立場に対し、交渉対象は現代車、金属労組、正規職支部、非正規職 3支会だとする既存の要求案のとおりに行くべきだという立場を再確認したという。

今回の3主体会議では、信義誠実の原則で会社との集中交渉に入れば、非正規職 労組側も占拠座り込み中の第1工場を除く第2、第3工場と牙山、全州工場の全面 ストライキと生産ライン占拠の試みを一時中断するなどの案が議論された。し かし牙山支会は最低限の部分ストライキでも続けるべきだという立場を固守し、 非正規職3支会が別に立場を調整したが、最終的に新しい案を導き出すに至らな かった。特に、議論された案をめぐり牙山支会だけでなく、他の支会の組合員 も反発しており合意に至るまでには陣痛が予想される。

「第1工場にアルバイト投入、一部の生産ラインを手動で稼動」

一方、現代車社側は6日午前8時頃から第1工場の一部の生産ラインを手動で稼動 し始めた。第1工場の自動車生産は、組立-塗装工程が一つのベルトコンベアに つながって艤装部(組み立て部処)で11〜12(第1工場1、2)ラインの二つに自動で 分れ、組み立てられる。社側は先週末、設備工事をして占拠中の11ラインを除 き、手動で12ラインに車体を送る方式でラインを稼動させたという。蔚山第1 工場は、クリック、新型アクセント、ベルナールを生産する。稼動が開始された 第1工場にはアルバイトも投入された。

座り込み中のある非正規職支会第1工場組合員は「非正規職組合員がストライキ 中にラインを動かすということは、私たちの部署をアルバイトで埋めて生産す るということ」とし「今頃なら修学能力が終わった学生も一人二人来るかもし れない。アルバイトは一日か何日か働いて行くと思い、品質に不良が出ること が多い」と指摘した。(蔚山=蔚山労働ニュース、メディア忠清、チャムセサン 合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-12-06 21:28:20 / Last modified on 2010-12-06 21:28:28 Copyright: Default

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