「4大河川阻止と現代車問題に命運かける」

政党、宗教、市民社会、非常対策会議を開いて『総力戦』を宣言

野五党と宗教・市民社会団体の代表が集まって、各政党と団体の命運をかけて 4大河川事業予算阻止と現代車非正規職の正規職転換を実現することを宣言した。

12月2日、4大河川事業中断と現代車非正規職労働者の正規職化を要求する 『政党・宗教・市民社会非常対策会議』が開かれた。

この席には、民主党、民主労働党、進歩新党、国民参与党、創造韓国党など野 五党と仏教、カトリック、キリスト教、円仏教など4大宗団、4大河川失脚事業 阻止氾国民対策委、民主労総、民弁をはじめとする市民社会団体代表が参加し、 連帯の意思を確かめた。

野五党は予算を強行処理しようとする政府与党に対抗し、4大河川予算阻止を決 意し、法院の判決で現代車の非正規職が正規職にするよう政府が仲裁に出るこ とを要求した。

民主党のソン・ハッキュ代表は「労働者が同じ仕事を同じ屋根の下でしながら 差別待遇を受けていることを放置して、法秩序確立は労組弾圧と労働者焼身で 続く」、「李明博政権の労働政策は国民の基本権を粉砕し、人間を否定する方 向に進んでいる」と批判した。続いて彼は「政府は憲法の精神に反するこうし た措置を一日もはやく是正して、ストライキ勤労者のストライキ解除の前に現 代自動車に法院の判決を受け入れるよう強く勧告しろ」と主張した。

民主労働党のイ・ジョンヒ代表は、「現代車全労働者が非正規職問題をめぐり 一つになった。国民が支持し、大法院判決が支えている」とし「この戦いは必 ず勝つと確信する」と話した。

李代表は12月1日、パク・チェワン労働部長官が、法院の判決は訴訟を提起した 労働者二人に限られると話したことについても「大法院判決の趣旨はただ一つ の判決でも類似の境遇の人すべてが変更されるべきだという社会的基準を設定 したもの」で「政府はこれに従うべきで、使用者側が従うように指導する責任 がある」と話した。

李代表はまた4大河川事業に関しても「4大河川予算はどんな調整の対象にも、 妥協の対象にもならず、全額削減すべきであり4大河川事業はどこまで進んでい ても、それとは無関係に原状回復されなければならない」とし「これは無責任 な言葉ではなく、この言葉に責任を持つ」と宣言した。

チョ・スンス進歩新党代表は「4大河川事業が死の事業なら構造化された4大河 川事業は非正規職問題」とし、非正規職差別問題を「新種身分制度」と称した。

チョ代表は「構造化した身分制を全労働者の半分以上にしたこの社会は正常で はなく、これは必ず変えなければならない」とし「政府は労働部と法院の判決 により即刻に現代車労働者を正規職化する行政指針を施行しろ」と主張した。

イ・ジェジョン国民参与党代表は現代車非正規職問題と4大河川問題が「国家の 価値と基本秩序の問題」と指摘した。

李代表は「国家の価値と基本秩序を守ることは法が判決した結果を峻厳に守り、 多くの国民が合意した事実を国家が履行すること」とし「現代自動車非正規職 の正規職化問題は法的判決であり、必ず守られなければならず、4大河川問題は 国家と国民の生命がかかっていて、いかなる理由でも妥協や調整はできない」 と主張した。続いて彼は「4大河川事業は予算の全額削減だけでなく事業自体を 無効にして原状回復するよう政界と市民社会が全力を傾けるべき」と話した。

宗教・市民社会団体も野党の声に力を補った。宗教界を代表して出てきた ヤン・ジェソン牧師は「4大宗団が4大河川阻止に命運をかけた」と話した。

ヤン牧師は「4大宗団の聖職者が4大河川事業阻止のために檀君以来初めてとい うほどのさまざまな形態の連帯活動をしてきたのに、聞き入れない政府を見て、 この政権はどこまで国民を無視するのか骨身に凍みて感じている」と嘆き、 これからは宗教界が「国会議員を対象にした4大河川関連質問、市民不服従運動、 4大河川事業に参加する企業の商品不買運動などさまざまな形態でこの戦いを 続けていく」と明らかにした。

民弁のキム・ソンス会長は「李明博政権の4大河川事業を『スコップ作業』と表 現するのはスコップの冒とく」、「スコップは人間の労働と直接関係する、貪 欲でなくて自然親和的な延長」とし、李明博政権の4大河川事業を『4大河川 失脚』とし、「これは即刻中断されなければならない」と主張した。

キム弁護士はまた現代車非正規職問題に関して「最も慎重で保守的と評価され る最高裁の判事が不法派遣判決をしたのは、差別の形態がひどく、公正ではな いと認めた」とし「法治を言う政府は法院判決を履行しろという労働組合を弾 圧するのではなく、法院判決を無視する現代車が労働者の正当な要求受け入れ るように要求すべきで、現代車も前向きに事態を解決しろ」と主張した。

民主労総のキム・ヨンフン委員長も、「現代車非正規職問題がきちんと解決さ れなければ国ではない」とし「現代車は目を覚まし、最後の国民への贖罪は、 苦しい戦いをしている非正規職の仲間たちを正規職にすること」と話した。

彼らは12月5日、4大河川事業予算廃棄汎国民大会を市庁広場で開く予定だ。4大 河川予算廃棄汎国民大会の当日「学生と市庁に出て行って、4大河川予算通過阻 止までしっかりその場を守る」と述べた4大河川失脚事業阻止氾国民対策委のソ ウル大チェ・ヨンチャン教授は市民の連帯と参加を要請した。

一日前の4日の午後2時にはソウル、蔚山、全州で同時に現代車非正規職正規職 転換を要求する民衆大会が開かれる。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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