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LNJ Logo 韓国:現代車、座り込み第1工場で生産再開を計画
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現代車、座り込みをしていた第1工場の一部ラインで生産再開を計画

「下請労働者は日雇いアルバイトで代替」

合同取材チーム 2010.12.01 21:02

現代車非正規労働者占拠ストライキで生産が中断している蔚山第1工場が 近い将来、一部で生産を再開すると発表された。

第1工場自動車生産は、組立-塗装工程が一つのベルトコンベアでつながってお り、艤装部(組み立て)で11〜12ラインの二つ分れて組み立てられる。そのうち 占拠中の11ラインを除き12ラインを稼動する計画だ。そのため現代車使用者側 は、塗装工程で止っていた11ラインの組み立て対象車両(クリック、アクセント) をすべて取り出し、12ラインの組み立て車両(ペルナ)だけを待機させていると いう。

▲座り込み中の第1工場11ライン(ドア脱着工程)が止まっている。

現代車は塗装工程に問題がなければ、早ければ明日から12ラインでペルナを 生産できると予想される。

現代車使用者側はすでにストライキ2週目の先週から正規職労働者を対象に残業 を含む夜昼10+10時間労働から8+8時間に変更し、事態が悪化すれば第1工場休業 の可能性も表わしてきた。

これについてある正規職労働者は「ラインが一方だけ稼動すると労労対立が 誘発されかねない」と使用者側の態度を憂慮した。

一方、占拠座り込みに参加しているある非正規労働者は「外の同僚に第1工場の 12ラインに動員可能な非正規人材をチェックし、生産を準備しているという電 話があった」と伝えた。また「私たちが働かないのにラインを動かすというこ とは、結局私たちの持ち場をアルバイトで埋めて生産するということだが、ア ルバイトが生産すると品質に問題が出るかもしれない」と憂慮した。

非正規支会は「塗装工場に問題があるという。具体的に確認しなければならな い」とし12ライン生産再開についての言葉を慎んだ。

現在、『非正規支会は交渉対象ではない』という使用者側と『大法院判決によ る正当な不法派遣正規職化関連交渉』という非正規支会の対立が解けない状態 で、いつ労使の対話が実現するか不透明な状態だ。(蔚山=メディア忠清、蔚山 労働ニュース、チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-12-02 00:06:53 / Last modified on 2010-12-02 00:06:55 Copyright: Default

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