『PD手帳』放送の後の座込場、「痛快な感じだ」

現代車占拠ストライキ労働者、不足した時間-内容は残念

11月30日夜11時を少し越えた時間、現代車非正規職占拠ストライキ座込場は 静かな状態で携帯電話のTV放送の声だけがあちこちで響いていた。

この前座込場を取材した『ある下請け労働者の焼身-現代自動車事態』の放送を 見るために、座込場労働者たちがみんな携帯電話を持ち出したためだ。放送開始 から携帯電話に三々五々集まった労働者たちは、『延坪島事件』の放送が続き、 「これでは私たちの話は出ないのではないか」といらだった。

▲昼間から待ち望んだ〈PD手帳〉が放送されると座込場は動く人なく静まった。

12分程の放送が終わると、座込場には「闘争」という声と共にあちこちから拍 手があがり、不満の声も聞こえた。

放送を見たある労働者は、「痛快な感じだ。今日まで気分が悪かったが、少し 解けたようだ」とし、不法派遣非正規職の問題を「多くの人が知るようになっ て共感すればいい。頼むからそうしとほしい」と不足した言論報道へのはがゆ さと期待を共に伝えた。

また他の労働者は「私たちの話が放送されたので嬉しいが、とても短くて内容 が足りなかった」と残念さを現わした。「使用者側の暴力で怪我をした人も多 いのに…そして座込場の生活も少しだけ表面をなめて過ぎ去ってしまったよう だ。また非正規職の問題は事実、私たちだけでなく、電子、造船、鉄鋼、サービス など、全社会的な問題なのに、それが見えなかった。」

一方、「正規職支部と非正規職支会の間の違いも出てきたら良かったと思うが」 放送されずに残念と意見を述べた労働者もいた。

放送の後、ツイッターには＠apjjangの「座り込み16日目のPD手帳を見ている時、 一本の電話がきた。友人だった。酒を一杯飲んでいたようだ。申し訳ない、助 けられずに申し訳ないと... 力がなれないと涙声で話しながら申し訳ないという 友人... きっと笑って一緒に働こうと話す友人... 正規職だが、自分の事のように 心配する友人だ」という文が載り、ある市民(＠singerjal)は「現代車非正規職の 闘争を全国の青年が支持する横断幕です〜」というRTと一緒に横断幕を取った 写真を上げることもした。

［出処:＠singerjal］

一方、視聴者の意見掲示板には、先に放送された延坪島関連の文がたくさん書 き込まれたが、「今からでも外で正規職を叫び、闘争している夫たちに少なく とも力になってくれて深く感謝します…人間にはとてもできないことをする現 代車の使用者側の蛮行について出てこず、残念でした…目に入れても痛くない 子供たちに、平等な社会を私たちと共に作って下さい。共に支持し、連帯して 下さり、不法派遣のない良い社会を作って下さい。(ainzzz)」という文が書き 込まれていた。(蔚山=メディア忠清、蔚山労働ニュース、チャムセサン 合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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