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現代車使用者側、宣伝戦対抗作戦

19日4時、金属労組嶺南圏労働者大会、「工場死守の決意を新たに」

合同取材チーム 2010.11.19 09:40

11月19日午前7時、現代車蔚山工場旧正門前で出勤宣伝の戦争が起きた。毎朝、 工場の正門で出勤闘争をしている組合員と連帯団体に対抗して、使用者側も 宣伝戦を始めたのだ。使用者側は工場正門と旧正門にそれぞれ10〜20人の 職員を配置してビラを配った。

特に、使用者側は現代車のカン・ホドン副社長が直接出てビラを配った。組合 員が不法に工場占拠をしているという内容の使用者側の宣伝ビラには、最高裁 判決に従わず『不法』のレッテルを貼られた現代車の対抗作戦が表われている。

工場占拠闘争5日目をむかえ、組合員と団体の出勤闘争も続いている。19日午前 の出勤闘争には約100人が集まり、約40分間の宣伝戦を行った。

18日の夜には工場正門前で野宿座り込みに突入した進歩新党のパク・ヨンジン 副代表が、「使用者側は法院判決で勝ち取った労働者の正当な地位を拒否して 不法行為と見なしている」とし「私と同じ歳の鄭夢九会長の息子、チョン・ウィ ソン氏は、何をどうやったのか、株式長者の1位になった。このおかしな世の中 を変えなければならない」と声を高めた。

第1工場で占拠座り込みをし、現在は家族対策委で活動している第4工場組合員 のチョ・ミソン現場委員も、「座り込みをしながら組合員たちは冷たい床で寝 て、のりまきとラーメンばかり食べた」とし「宣伝と家族対策委構成のために 工場から出る時、仲間たちは拍手と共に罷業歌を歌ってくれて涙が出た。彼ら と共に必ず勝利する闘争をする」と意志を表わした。

一方、現代自動車が使用者側の暴力鎮圧を否定している状況で、支会は19日の 午前に記者会見を行い、使用者側の暴力行為が映っている映像を公開する予定 だ。また金属労組は午後4時、嶺南圏労働者決意大会を開き、工場占拠を死守す る行動を始める。(蔚山=蔚山労働ニュース、チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-19 20:39:35 / Last modified on 2010-11-19 20:39:45 Copyright: Default

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