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現代車非正規職ストライキ、牙山-全州工場に拡大

残業、特別勤務拒否、部分スト...ストライキ出征式も目の前

チョン・ジェウン記者 2010.11.16 08:33

現代自動車・蔚山工場シート1部の社内下請業者、ドンソン企業の廃業事態で、 蔚山工場社内下請労組(社内下請支会)が11月15日、夜間組の全面ストまで行っ ている中、現代車の牙山、全州工場の非正規職労働者のたたかいが拡大している。

牙山工場社内下請労組は15日午後6時に会議(争議対策委員会、略称『争対委』)を 開き、残業、特別勤務拒否および部分ストを確定した。

△16日(火)夜間組(06:00〜08:00)、昼間組(17:15〜18:50)残業拒否
△昼・夜間組の組合員は16日朝7時15分、牙山工場内の民主広場に集まり出勤闘争
△17日(水)夜間組(02:00〜06:00)、昼間組(13:00〜17:00)4時間スト
△昼・夜間組の組合員は17日12時に艤装工場の食堂前に集まりストライキ出征式
△18日(木)昼間組(17:00〜18:50)残業拒否
△昼・夜間組の組合員は午後6時に温陽温泉駅広場に集まりストライキ文化祭に参加
△20日(土)、21日(日)特別勤務拒否
△昼・夜間組の組合員は20日午後3時に蔚山集会に参加

しかし蔚山工場の状況を考慮し、16日以後の日程は同日午後6時30分に開く労組 会議で最終的に確定することにした。

労組は当初、17日に艤装工場前に集まって午後12時に全組合員の昼食集会、18 日夕方に温陽温泉駅広場でストライキ出征式を開くことにしていたが、蔚山工 場の労使の対立が激しくなったことで、闘争計画を変更した。

労組は「蔚山工場のシート廃業の闘争が導火線になり、ストライキの波が全工 場に広がっている。もし蔚山工場が孤立すれば、今後の不法派遣に対する闘争 の火も消える」と闘争計画を変更した理由を明らかにした。

全州工場社内の下請労組も残業、特別勤務拒否を宣言した。

労組は16日、18日、19日に昼夜間が残業拒否、土曜に特別勤務を拒否すると発 表した。今週中にはストライキ出征式も開く予定だ。

現代車社内下請労組は、7月に大法院が『現代自動車社内下請で2年以上働いた 非正規職は、現代車の正規職とみなす』という趣旨の判決をした後、現代車に 正規職化を要求してきた。10月から現代車に賃金団体交渉を要求してきたが、 現代車は『交渉の当事者ではない』とし、4回にわたり交渉に参加しなかった。

労組は11月5日、現代車を相手取って中央労働委員会に賃金団体協議交渉関連の 争議調整申込書を提出し、12日には社内下請の3労組が争議行為賛否投票を行っ た結果、圧倒的賛成で可決した。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-16 11:17:55 / Last modified on 2010-11-16 11:17:56 Copyright: Default

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