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「不法派遣闘争は非正規職だけでなく正規職の戦いだ」

金属民闘委、現場弾圧粉砕、不法派遣撤廃本館抗議

チョ・ソンウン記者 2010.11.12 16:15

現代車支部金属民闘委は11月12日午前7時、現代車蔚山工場本館の前で 「11月5日牙山暴行糾弾!現場弾圧粉砕!、不法派遣撤廃!金属民闘委抗議集会」を開き 「5日にあった現代車の牙山暴行事件と現代車蔚山工場の現場弾圧を糾弾し、 不法派遣廃止正規職化闘争に力強く結合して先導的な闘争を組織する」と宣言した。

[出処:蔚山労働ニュース]

この日の本館抗議集会には民闘委に所属する70人ほどの会員と現代車非正規職会1工場の幹部が参加した。

現代車支部金属民闘委のイ・グァノ副議長に会い、現代車の現場弾圧と不法派遣闘争への計画を聞いた。

イ・グァノ副議長は「不法派遣廃止・正規職化闘争は、非正規職だけの戦いではなく正規職の戦いだ。 2004年に不法派遣陳情をした主体は正規職労組であり、最高裁判決はその結果だから正規職自らの戦いである。 今、非正規職労働者が闘争を宣言してストライキを準備している。 正規職が力強く連帯して戦えば、正規職化闘争に勝利できる」、「今闘っている非正規職労働者を無視すれば、 現代車の刃はまさに正規職組合員に向かうだろう。 不法派遣闘争に関心を持って非正規職がストライキに入った時、無視せず連帯する方案を見つけたい」と話した。

[出処:蔚山労働ニュース]

今日金属民闘委が本館抗議集会を開いた契機は?

現代資本の現場弾圧が深刻な状況に達している。 問題の深刻性を認識して金属民闘委中執会議で決めた。

労働解放先鋒隊が全国巡回闘争を行い、11月5日には現代車牙山委員会で出勤宣伝戦をした。 だが先鋒隊隊員が会社前のトイレに行こうとしたところ警備員から集団で暴行された。

この集団暴行で労働解放先鋒隊隊員の肋骨が折れ、別の隊員は頭に衝撃を受けて脳出血が疑われている。

このように暴力的な現場弾圧が深刻になり、本館抗議集会を開いた。抗議集会には組織員70人ほどが参加した。

現代車蔚山工場も金属労組チェ・ビョンスン未非局長に対する集団リンチ、警告状発行、非正規職組合員の労組脱退工作などの現場弾圧が深刻だ。現代車の現場弾圧、現場統制はどう行なわれているのか?

会社が強く態度に出ている。手段を問わない。 現場の弾圧支部執行部も傍観している部分もある。 支部の執行部は現場の弾圧の誤りを指摘して闘争を組織すべきだが、それをせず放棄しているので 会社が跳ね上がっている。

また現代車は基礎秩序を強化して現場統制を強めるために電算体系統合管理システムを導入している。

普通、生産計画が出てくれば手書きで記録する。だが今は電算化された。 今はしばらく空き時間があるが、この時間まで電算化すれば現代車は事務室に座っている状況をすべて見られる。 余裕時間なくなって監視と統制が激しくなっている。

新設工場はすでに統合管理システムを導入、施行していて、蔚山工場も導入して推進するといっている。 あらゆる所で現場統制が強化されている。

現場統制と現場弾圧にどう対応する計画か?

現場統制に関しては金属民闘委で状況に合わせて対応し、現場統制を規制する方案を決める。 また現場弾圧にも支部執行部を強制し、支部と共に現場弾圧に対する闘争を組織する。

現代車非正規職支会は製造職に公式に連帯を要請した。金属民闘委では不法派遣闘争に関して、どんな実践活動をしているのか?

現代車非正規職支会でスケジュールを組織的に共有し、日程に合わせて出勤闘争に参加している。 また水曜本館集会と金曜キャンドル文化祭にも参加している。 できるだけ不法派遣闘争に参加して支援しながら、正規職化闘争に連帯する。

10月に現代車が3工場代議員会教育室を封鎖した時、非正規職支会組合員ちと連帯して 封鎖を突破し、組合員教育ができるようにした。

昨日は金属民闘委教育総会で、不法派遣闘争に関して進行経過を共有し、以後不法派遣闘争に元気良く結合しようと決意した。

15日のシート事業部闘争から不法派遣闘争が出発する。現代非正規職支会は現場組織に公式に連帯を要求したと理解している。金属民闘委はどんな対応方針を定めたのか?

今日本館抗議集会が終わり、金属民闘委の中執委員が集まって、現代車非正規職支会状況を共有し、 15日の闘争に力強く参加することにした。全組織的に共有して連帯する。

また各事業部別非正規職部長と代議員がいる。この仲間たちを通じて代議員会の案件に上げ、 代議員会で支部運営委に案件に上げ、連帯方案を決められるように計画をしている。

不法派遣闘争のカギは非正規職支会闘争意志と正規職組合員の連帯だ。もし現代車が正規職組班長を動員しようとした時、現場組織としてこれに対する対応計画はあるのか?

全国非正規職労働者大会の時、3工場代議員会では代替人材問題を議論したし 「非正規職の席に正規職は行けない。問題がある。代替人材を投入すれば代議員会で防ぐ」と決めた。

闘っている非正規職組合員の席を正規職で埋めると問題だ。 代議員会で案を用意して支部執行部運営委に案件に上げ、防止対策を用意できるようにする。 事業部の代議員会で案を用意して、事業部代表が案を持って運営委に行き、 代替人材を防ぐ方針を決められるようにすることが必要だ。

正規職組合員が不法派遣闘争に関心に持って連帯できるように、現場組織独自の役割が必要なようだ。

不法派遣闘争、正規職組合員の世論と力を集めることがカギだろう。 組合員たちはまだなぜ戦わなければならないのかよくわかっていない。これが問題だ。

兄弟や親戚が非正規職だと関心も高い。だが関連がない人は関心がない。 むしろ正規職化すれば自分の仕事が奪われる。 組合員が増えると98年のように整理解雇されるかもしれないと考える。

不法派遣撤廃闘争は非正規職の問題ではなく正規職の問題だ。 正規職組合員が立ち上がるべきだ。 そのために支部執行部が立ち上がり、で現場組織も宣伝して連帯しなければならない。

金属民闘委では1工場と3工場で所属組織員が非正規職部長をむかえている。 不法派遣闘争事業を計画している。 この3か月で、金属民闘委では出勤闘争、昼食宣伝戦を通じ、不法派遣闘争を現場に知らせ、 正規職組合員の関心と連帯のために努力している。

またこれらの事業を各事業部別の代議員会事業にする努力をしている。

賃団闘の時に製造職が実践団を作って活動した。 今は実践団を運営されていないが、製造職の実践団を作り共同闘争を組織することが必要だ。 共同実践闘争を提案するが、他の組織が受け止められず、今は共同闘争が組織されていない。

製造職の共同闘争が不法派遣闘争の火種になる。金属民闘委で共同闘争を組織するために努力する。

組合員たちに伝えたい言葉は?

7月22日に大法院で不法派遣判定が出て、はっきり非正規職を正規職化しろといった。

不法派遣廃止正規職化闘争は、非正規職だけの戦いではなく、正規職の戦いだ。 2004年に不法派遣陳情をした主体が正規職労組であり、最高裁判決はその結果だから正規職自らの戦いだ。 今、非正規職労働者が闘争を宣言し、ストライキを準備している。 正規職が力強く連帯して戦えば、正規職化闘争に勝利できる。

今、闘っている非正規職労働者を無視すれば、現代車の刃はまさに正規職組合員に向かうだろう。 不法派遣闘争に関心を持って、非正規職組合員がストライキに入った時に無視せず連帯の方案を探したい。(記事提携=蔚山労働ニュース)

[出処:蔚山労働ニュース]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-14 04:34:45 / Last modified on 2010-11-14 04:34:47 Copyright: Default

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