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キリュン座込み場に一時警察投入

「第2の竜山惨事にするのか」

キム・ドヨン記者 2010.10.16 23:13

キリュン分会の座込み場に2年間で初めて警察が投入された。

ハンスト4日目、キム・ソヨン分会長とソン・ギョンドン詩人がショベルカーに 上がって二日目の10月16日4時半、2中隊程度の警察兵力がキリュン座込み場に 押しかけた。

午後2時半と3時半の二回度にわたり、金川警察署情報課の警官が座込み場に来 て「自主的に撤収しなければ令状を執行する」と警告してから一時間後だった。

▲ショベルカーに上がっているソン・ギョンドン詩人、キム・ソヨン分会長、チョ・スンス進歩新党代表

警察はショベルカーに上がったソン・ギョンドン詩人とキム・ソヨン分会長に 「業務妨害だ。降りてこなければ連行する」と言い、座込み場から20メートル 離れたところまで押してきた。

ソン・ギョンドン詩人はショベルカーの先端に立ち、ケーブルだけをつかんで 外側に体を傾け、墜落しそうなきわどい姿勢で一時間以上警察と対峙した。

見ていた組合員たちは「みんな殺すのか。竜山も措置なく強引にやった。装備 抜こうと命を捨てさせるのか。竜山のようなことになる前に、今すぐ撤収しろ」 と叫び、結局6時半、警察は撤収した。

7時からは警察投入の知らせを聞いた市民社会団体の会員百人ほどが集まり、予 定されていた文化祭が開かれた。

断食4日目のユン・ジョンヒ組合員は「私たちの目の前で仲間が命を落とすとこ ろだった。人として生まれて、どうしてこんなに獣よりひどい扱いを受けなけ ればならないのかわからない」とし「金がなければ人と認られない社会が変わ るまで闘う」と話した。

▲文化祭の途中、ある組合員が子供と一緒に時間をすごす。

ショベルカーの上で二日間生活しているキム・ソヨン分会長は「決死闘争」と 言い出した。「すでに2008年に失った命だ。あきらめたら何の希望もなく無気 力に暮すしかない。最後まで見届ける覚悟で戦う。」

10月17日は、キリュン座込み場の前で午前9時、午後2時、午後7時の3回、集会 がある予定で、現在20人ほどの市民社会団体会員が座込み場を守っている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-10-17 07:34:54 / Last modified on 2010-10-17 07:35:00 Copyright: Default

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