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[双竜車急報] 6日労使交渉、'大きな枠組み'で合意

労働と世界 原文

  1. 08.06 11:04:28

[6信代替/19:40]双竜車労使、調印へ...組合員たちは調書作成後に工場の外に

「地獄のような時間だった」8月6日午後7時、双竜車労使合意の後に開かれた決意大会で、ハン・サンギュン支部長が組合員たちといちいち握手した後、出る組合員と抱擁をしている。イ・ミョンイク記者

双竜自動車支部が今日、交渉で使用者側と合意した内容を組合員たちに報告し たのに続き、労使調印式を開く計画だ。

労使双方は、人材構造調整問題に関する内容に合意し、午後7時30分現在、ハン・ サンギュン支部長は決意大会を終えて組合員たちと挨拶をしている。組合員と 挨拶して出たハン支部長は労使調印式に臨む計画だ。

双竜車労使は6月8日付の整理解雇者976人のうち、現座り込み組合員を対象に自 発的な選択により、無給休職、営業職転職、分社、希望退職などの形で非常人 材運用を実施することにした。ただし、人材構造調整が不可避な場合、会社は 当事者と十分な協議を経て決定する。その割合は、無給休職と営業職転職4.8、 希望退職と分社5.2を基準とすることに合意した。(▲双竜車労使合意調印の内容は 5信の内容を参照)

午後7時現在、双竜車支部の全組合員が決意大会を開き、組合員たちはTRE工場 に移動して調書を作成した後、正門から出てくる計画だ。

一方、双竜車使用者側救社隊の暴力は今日まで三日間、深刻に続いている。使 用者側の救社隊は、4日と5日に正門前の連帯団体のテントを暴力的に撤去して、 市民社会団体構成員をむちゃくちゃに殴打した。

今日も正門と裏門、4警戒所の前に陣を敷いて連帯団体成員と見られる人は無条 件に追い出し、さらに集団暴行を行った。警察が双方を分離させようとしたが、 多くの人々が救社隊の暴力で怪我をした。

頭を割られた人、脚が折れた人もいて、ある市民は救社隊にまぶたを殴られ、 瞳孔に反応がないという知らせまで伝えられた。

また双竜自動車使用者側は、塗装工場の中で組合員と共に生活しながら、現場 を取材してきた記者を建造物侵入罪で告訴したという。現場では〈労働と世 界〉、〈メディア忠清〉、〈民衆の声〉等の報道機関の記者が常駐し、取材報 道活動を行ってきた。午後7時40分現在、記者5人が警察バスに連行されている。

「お疲れさまでした」6日午後7時双竜車労使合意の後に開かれた決意大会でハン・サンギュン支部長が組合員たちと握手した後、離れる組合員と抱擁をしている。イ・ミョンイク記者

[5信/17:10]双竜車労使『大きな枠組み』で合意

「報告大会をする労組指導部」 6日午後双竜車労使が合意した事案に対してハン・サンギュン支部長と指導部が塗装2チーム工場で組合員と共に報告大会を持っている。イ・ミョンイク記者

双竜車労使が今日(8月6日)交渉で『大きな枠組み』で合意を導き出した。

対用車回復のための合意書(暫定案)によれば、会社は現上海車の持分に対して 減資等により、大幅に持分を縮小、解約した後、大株主を変更すること、6月8 日付の整理解雇者のうち現座り込み組合員を対象に自発的選択により無給休職、 営業職転職、分社希望退職など、非常人材運用を実施すると明記されている。

ただし、人材構造調整が不可避な場合、会社は当事者と十分な協議を経て決定 する。その割合は無給休職、営業転職4.8、希望退職、分社5.2を基準とするこ とに合意した。

これと関連して、具体的には無給休職に1年後生産物量により循環勤務がなされ るようにし、実質的方案で昼間連続二交代を実施するようにした。

また会社は営業転職のために営業職群を新設し、職務教育を履修して既存の営 業所に配置した後、直販営業に転換して、ディーラーに準じた勤務条件で勤務 するものの、転職支援金月55万ウォンを1年間支給することを決めた。

双竜車労使は、人材構造調整の過程で無給休職、営業職転職、希望退職をした 場合、今後経営状態が好転し、新規人材所要が発生すれば、公平に復帰や採用 をすることに意見を共にした。

一方、無給休職者と希望退職者には、政府、地域社会、協力業者などとの緊密 な協力で、就業斡旋と職業訓練などの必要な措置を実施するようにした。希望 退職者には現支給基準で2か月分を追加支給する。

労使双方は、これまでの事態で発生した民事・刑事上の責任は最大限善処する ようにし、民事責任は回復計画が認可された時点で取り下げることに合意した。 また、会社は早期回復のために運営資金投入に積極的に努力するようにした。

双竜車労使はまた合意事項に関する詳しい内容について継続的に議論をして、 今日の午後6時前後に、工場の中で調印式を開くものと見られる。

以上の内容は、双竜自動車労使が合意した内容を労働組合側が整理したもので、 以後、使用者側との最終調印で実際に発効する事項だ。

双竜車支部は、ハン・サンギュン支部長の身辺保障が確保され次第、TRE工場の 食堂で労使合意調印式を開いて煙突座り込み者たちが安全に降りてきたことを 確認する方針だ。以後、逮捕令状が発行されていないか警察の調査内容が軽い 組合員を先に送りだすと発表された。

支部の指導部をはじめ、警察が調査方針を明らかにした組合員は、まだ警察側 との後続措置が調整されておらず、ひとまず彼らは工場の中に残って内部を整 理した後に警察に出頭したり動きを決めるものと見られる。

双竜車組合員が今日の午後、第4警戒所から出てくるという知らせを聞いて午後 4時頃から連帯団体構成員と記者が大挙して4警戒所の前に集まった。組合員た ちは、警察の1次調査を工場の中で終えた後、バスに乗って出てくると発表された。

双竜車支部のハン・サンギュン支部長は、今日の午後、組合員報告大会で「労 組22年の歴史で初の事態に会い、双竜車を生かして労組旗を守るために労働組 合が非常な力を傾けた」と伝え「しかし使用者側は警察を立てて労働者間の 対立を助長した」と批判した。

また「72億あれば雇用を保障できるのに、私たちをこれほど疲れさせた政府と 使用者側に怒りを感じる」と話し「資本がこれほどまでしたのは、組合員を殺 し、韓国の全ての労働者を整理解雇することだった」とし「これを完全に防げ ないのが残念」と明らかにした。

「荷物をまとめる組合員」 6日午後18時頃、双竜車労使が合意した事案に対する指導部の発表後、組合員たちが荷物を整理している。イ・ミョンイク記者

[4信/15:30]双竜車労使『大きな枠組み』合意

双竜車労使が交渉を通して、整理解雇関連交渉を妥結した。

双方は今日(8月6日)正午に労使交渉を再開し、整理解雇の規模を『48:52』とす る交渉を妥結した。ただこの数字は割合だけが決定し、基準人員をどうするか は確定していない。

つまり、総人員を6月8日に整理解雇を通知した976人とするのか、でなければ他 の人員を基準人員とするかはまた議論が必要だ。また今回の事態で発生した訴 訟問題をどうするかも実務協議が必要だ。

とにかく双竜車労使は48%の人員を無給休職や営業職転換などの方式で雇用吸収 することに合意した。また残りの55%人員は分社または希望退職処理されるもの と見られる。

今日の午後に実務協議を開いた後、午後5〜6時に工場の中で労使合意調印式を 開く計画だ。続いてストライキ労働者のうち逮捕令状が発行された者は警察署 に自主出頭して、残りの組合員は解散するものと見られる。

[3信/14:20]双竜車労使交渉「大きな枠組みで合意」

双竜自動車労使がひとまず「大きな枠組み」で合意したと知らされた。

今日(6日)正午から交渉をした双方は、交渉で合意案を導き出した。続いて労組 指導部は全組合員が集まった場でこの内容を伝えると見られる。

双竜車労使交渉の結果はまだ知らされていない。

今日(6日)は、双竜車使用者側の整理解雇強行に対して労働組合が工場占拠スト ライキをはじめて76日目となる。

[2信/12:25]ハン・サンギュン支部長-パク・ヨンテ管理の1:1交渉

「終末交渉の覚悟で臨む」 6日正午双竜車ハン・サンギュン支部長が使用者側との交渉のために塗装工場を出る。イ・ミョンイク記者

8月6日、正午を少し越えた時刻、双竜車労使がまた会って、交渉を始めた。

ハン・サンギュン支部長が労組代表として、パク・ヨンテ法定管理人が使用者 側代表として交渉に臨んでいる。

ハン・サンギュン支部長とパク・ヨンテ管理人は、少し前に本館裏側の交渉場 所に設置されたコンテナの前で会って握手を交わした後、直ちに交渉場に入り、 1対1の単独面談で交渉を始めた。

[1信/11:00/8月6日]双竜車労使交渉再開へ

双竜自動車労使が今日(8月6日)正午、交渉を再開することにした。

労使双方は当初、午前11時に交渉を再開することにしたが、交渉の場所の都合 がつかず、これまでの交渉と同じように本館建物のそばにコンテナを設置している。

双竜車支部のハン・サンギュン支部長をはじめ、労働組合側の交渉代表として 出る指導部3人は、午前11時50分現在、本館建物裏でコンテナ設置を待っている。

双竜車ストライキ現場への警察と使用者側暴力鎮圧が強行され、事態が破局に 駆け上がっているなかで労使交渉がまた開かれる計画だ。

双竜車支部は現事態について昨夜から今日の明け方まで会議を行い、労働組合 側の立場を整理して発表すると伝えた。

現場で交渉に出る直前、双竜車支部のハン・サンギュン支部長は〈労働と世界〉 の記者と会い「この国で労働者として暮すことがこれほど苦しいとは思わなかっ た」と話し「双竜車労働者の生存権、その刀の柄は政府が握っているだけに、 政府が殺人を直ちに止めなければならない」と政府の解決を要求した。

ハン支部長は「事態が悪化し続け、動脈を切った組合員もいて、警察暴力に精 神が混迷している人までいる」とし「あとどれほど怪我をして、どれほど死な なければならないのか」と、犠牲者の増加を対して強く批判した。

「双竜車の視線集中」自家発電機は明かりとラジオ一つ程度の電気だけを組合員に許諾してくれる。6日午前7時組合員が一か所に集まり、双竜車便りを伝えるラジオ放送を聞いている。イ・ミョンイク記者

〈ホン・ミリ、イ・ミョンイク記者/労働と世界〉

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2009-08-07 08:28:13 / Last modified on 2009-08-07 08:28:14 Copyright: Default

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