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「双龍車900人が理念闘争」労働長官毒舌

双龍車に『非正規職は一日に1000人解雇される』という長官

キム・ヨンウク記者 batblue@jinbo.net / 2009年07月27日14時23分

李永煕(イ・ヨンヒ)労働部長官が双龍車労働者の闘争には「政治的理念闘争が ある」と毒舌を吐いた。

李永煕長官は7月27日午前、政府果川庁舎で非正規職法の後続対策を説明する 労働部出入記者懇談会開いて質疑応答の過程でこう話した。

この席でイ長官は「(労組が)絶対構造調整を認めないという硬直した主張で、 約2700億程度の損害を発生させている」とし「会社が回復ではなく破産状態に 行く状況を嘆く」と述べた。

イ長官は「勤労者にはくやしい事情があるといっても、全体を考える心も持た なければならないのに、あのように会社が破産しようがどうしようが、最後ま で行くという姿勢は非常に間違っている」と主張した。

続いて李永煕長官は現在玉砕ストライキ中の双龍車組合員を900人程度と見て、 この数を非正規職法で解雇される非正規職の数と連結させた。

イ長官は「少なくとも一日に1000人以上の非正規職勤労者がひそかに解雇され ている」とし「(双龍車の)900人が、900人だけの問題ではないのではないか」 と反問した。イ長官は「全体的に見て、韓国の経済と企業を生かすには、労使 が互いに協力して会社を救うべき時だが、(労組は)単純な生存のためというよ り反企業闘争や反資本闘争のような多少政治的な理念がある闘争ではないか、 純粋な闘争がなぜあそこまで行くか、非常に遺憾に思う」と話した。

李永煕長官は7月22日の非正規職解雇者たちとの懇談会でも非正規職解雇の数に 言及し、双龍車労働組合を非難した。

当時、彼は「韓国社会を見れば双龍車900人が決死抗争をしているが、彼らは本 当にかわいそうだ。彼らは年俸を5千万ウォン以上取っていた人で、雇用がなく ても何か月か労働部にこずに生活を維持できる。900人が一か所に集まって闘争 すから全社会の関心がそちらにある。静かにしなければ良いか? もっと切迫し て脆弱な方々が非正規職」と話した。

イ長官のこうした毒舌にイ・スンチョル民主労総報道担当者は「非正規職でも 双龍車整理解雇者でも、たった1人もくやしい解雇があってはいけないと話して こそ労働部長官の資格がある」とし「長官は自分の顔に唾を吐くような強情な 発言を止め、非正規職法施行に関する職務遺棄と双龍車事態の責任を少しでも 感じれば、口を閉じて辞任しろ」と忠告した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-07-30 00:21:45 / Last modified on 2009-07-30 00:21:45 Copyright: Default

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