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双龍車職員、警官の制服を着用して進入した疑い

[メディア忠清-双龍車22日]工場進入した使用者側の一部、警官制服で装備

メディア忠清特別取材チーム/ 2009年07月21日12時38分

7月20日、法院の強制執行が失敗に終わった双龍車平沢工場に、警察兵力が二日 目の前進配置を試みていて緊張感が高まっている。警察は正門、バス乗り場の 出入口から塗装工場に10数メートル前進配置し、使用者側も午前7時から本館に 出勤し警察と前進配置を試みている。前進配置は午前9時30分から本格化した。

▲メディア忠清

この渦中で双龍車使用者側の一部職員が警官の制服を着て警官と工場の中に進 入する姿が捉えられた。彼らは21日午前9時40分頃、家族対策委テント近隣で私 服の上に警官の服を着用していた。彼らは、警察なのかという質問にあわてた ようにごまかし、再度質問されると、「それは違うが、とにかく写真を撮るな」 とあわてて服をまとめて正門右側の抜け道から警察とともに消えた。現場にい た警察の指揮官はこの問題についての返事を回避した。

▲前進配置された警察(正門)

▲前進配置された警察(バス乗り場)。バス乗り場と塗装工場の間は50メートルほど。

この日の午前、警察は「工場の中に約千人、外に約2千人の兵力が、万一の事態 に備えている」と説明した。午前から増強された兵力は、放水銃と照明車、 はしご車、フォークリフトなど30台余りを工場周辺と中に配置している。

使用者側も明け方から非解雇者約1500人が工場の中に出勤し、労組を懐柔する 放送を送りだした。また、警察が前進配置されている乗り場周辺でも、金網を 持って共に前進した。これに先立ち、21日の午前3時まで放送をした使用者側は この日の朝から使用者側家族対策委、使用者側職員の声で懐柔放送も始めた。

使用者側はまた、午前7時に家族対策委のテントがある空地を鉄条網で囲んだ。 家族対策委がこれに抗議すると使用者側関係者は「私たちが賃貸している土地 だから出て行け」と鉄条網を打った。続いて午前10時から空地の裏の出入口に フェンスを設置し、出入も統制した。

労組は塗装工場の上でパチンコを撃ち、警察の前進配置を阻止した。また警察と使用 者側に「これ以上近付いてはいけない」と警告放送をし、午前9時頃には塗装工 場の前でタイヤを燃やした。

午前10時に警察ヘリが双龍車平沢工場の上を旋回し、屋上の労働者に正体不明 の液体をまき、労働者たちが反発した。

一方、双龍車使用者側は、取材陣が取材したコンテナの上にも金網を張り、 写真と映像の撮影をできないようにしている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-07-22 00:47:18 / Last modified on 2009-07-23 00:55:31 Copyright: Default

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