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韓国:双龍車家族対策委 | ||||||
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「ラブレターでもないし。送りかえす」双龍車家族対策委、笑って泣いた
メディア忠清/ 2009年06月03日16時21分
双竜自動車が整理解雇を郵便で通知した5月22日。家族は笑って、泣いた。 いつも明るい姿で闘ってきた労働者の『妻』たちは家族対策委のテントで笑い、 泣いている自分たちの姿に驚きながら「今日私たちの精神が切れたようだ」と 話した。 毎日平沢市内を回り『双龍車整理解雇を撤回しろ』と街頭放送をした家族はこ の日の午後4時30分頃、テントに丸くなって座った。街頭放送に借りる宣伝カー を今日は借りられなかったのだ。放送に行けず、少し暇になると思ったが、集 まるマスコミの取材と自分の日程で22日もとても忙しかった。 「何というか。あきれて。あきれて。涙が出て。気に障って。あきれて…」 テントに座ったが身も心も忙しい家族たちだ。飲み物をこぼした子供のズボン を一日に3回も取り替えて着せる手伝い、苦しむ同僚、夫に電話する手伝い、毎 食子供たちのご飯とおやつを食べさせる手伝い...この日に限って風が吹いて、 はためくテントを抑えるのにさらに忙しい動きだ。
その渦中に誰が「明日ぐらいには家に解雇通知くるはずだけど、受けに行かな ければならないか?」と聞くと、コン・ジヨン氏は「何がいいんだか。ラブレター でもないし。郵便局に行っても突っ返さなきゃ。通知がくる前に朝早く家を出 るんだ」と話し、テントは笑いの海になった。 笑いもしばらく。整理解雇通知の強行に対する考えを聞くと、皆口をそろえて 「予想していたが、空が崩れるようだ。苦しくて夜も寝られなかった」と話し た。 権氏はいらいらした心の状態を表現し始めた。「何というか。あきれて。あき れて。涙が出て。気に障って。あきれて…」
パク・ミヒ氏は「月給がないから、マイナス貸し出しが500〜600万ウォンだ。 税金と急なものなどだけ出している。上の子を塾にもやれない」とため息をつ いた。続いてみんな生活苦と不確かな未来への不安を打ち明け始めた。「月給 が出ないのにまともに生活ができるか。最近は10万ウォンを持って出かけても、 買えるものがない」、「3人子供がいる。今どうやって暮せと。国民をみんな解 雇して殺して経済を生かすって?」、「夫が切られ、私が就職しても、最近はみ んな非正規職なのに。女は賃金もはるかに少ないが...血も涙もない」、「ロー ンを受けないで信用不良者でないの人がどこにいるのか」... 解雇されれば...闘争もすべきで、生計も心配で 明日には来るかも知れない解雇通知に、妻と夫たちはいろんな話をしたようだ。 朴氏は「夫が解雇されれば生計が心配だが、家族対策委の活動を続けるべきか 心配になる。夫は復職闘争に専念するという。夫が闘争に専念できるように、 私が生計の責任を取るべきではないだろうか?」と話した。 権氏も「夫は解雇者と非解雇者が動揺せず一緒に闘うことを望むと言う。夫は 解雇されれば復職闘争に専念する人だ。整理解雇撤回の戦いは長くて退屈なこ ともある。それでは生計の心配をしなければならないが、私が稼ぐか、二人で アルバイトをするか。どうにかなりませんか?」と微笑した。そして風にはた めくテントを抑えながら独り言で「気分も良くないがどうしてこんなに風が」 と付け加えた。 公権力はだめ、政府は対話を始めろ 家族にとって解雇通知ほどに心配の種がもう一つある。彼らは口をそろえて 「公権力を投入させてはならない」と話した。 権氏は「警官が入ってくれば夫らは退かないという。それしか方法がないのだ。 切られるのだから...互いに衝突するのではないかとはらはらする。怪我をしな いか。会社と政府は公権力を投入して皆はき捨てるのではなく、対話をしなけ れば」と伝えた。 最後に家族たちは「私たちは悪いことをしていない。私たちを切るなら、経営 陣、政府をみんな切れ。皆同じように死ななければならない」と怒りを吐き出 した。上海車と経営陣、政府を批判するよりさらに言うべき事があるだろうか。 (チョン・ジェウン記者)
翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2009-06-07 15:22:42 / Last modified on 2009-06-07 15:22:43 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |