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貨物連帯6月11日全面ストライキ宣言

イム・ソンギュ委員長、「非難されながら政府と対話の努力をしたが...」

アン・ボヨン記者 coon@jinbo.net / 2009年05月30日19時14分

公共機関の労働者と運輸労働者が『公共機関先進化方案中断』と『特殊雇用労 働者労働基本権保障』を要求して、政府に6月17日『対政府交渉』を提案した。 貨物連帯も6月11日に全面ストライキに突入すると宣言した。

▲決意大会を終えた公共運輸連盟組合員は4時40分頃ソウル駅に集結して『烈士の念願、労働基本権保証しろ』、『労働者庶民殺す李明博退陣しろ』等のシュプレヒコールをあげ、崇礼門方向の道路を占拠するなど李明博政権に対する抗議を継続した。

公共運輸連盟は5月30日午後2時にソウル市の汝矣島公園で『公共機関構造調整 粉砕、パク・ジョンテ烈士精神継承、MB悪法阻止』決意大会を開いてこのよう に発表した。この日の大会には約3000人の公共運輸連盟組合員が参加した。

公共運輸連盟のキム・ドファン委員長は、「李明博政権が企画財政部傘下の公 共機関運営委員会で公共機関経営の主要事項を決めて公共機関の労使関係に介 入、特殊雇用労働者の労働者性を認めずに労組活動を妨害している」とし、 「公共運輸部門労働者の実質的な使用者である政府は、公共運輸連盟との直接 交渉をしろ」と要求した。

公共運輸連盟は政府に『対政府交渉』を6月17日に開催することを提案し、政府 がこれを回避して構造調整と労組弾圧などを続ければ、憲法訴訟、労組弾圧に 対する職権乱用告訴告発などの法的対応をはじめ、対政府闘争を全面化すると 宣言した。

5月27日に大卒初任給削減を骨子とする理事会の強行処理に反発して抗議の座り 込みをした公共運輸連盟発電労組のパク・ノギュン委員長は、「李明博政権の 経営評価などを口実に公共機関を圧迫し、公共機関長は理事会を開いて定員の 削減案、大卒初任給の削減案などを強行処理している。『労働組合の案件では ない』と言ってはいけない。連盟が一つになって闘争をするべきだ」と話した。

故パク・ジョンテ氏の遺族ハ・スジンは、「夫の最後の言葉は労働者の生存権 を守るために、労働者が一つの力に集まってほしいという要請だった。ぜひ夫 の死を無駄にしないように、個人の安楽のためにではなく、人間が人間らしく 暮せる世の中のために、労働者が力を集めてくれるように祈る」と話した。

イム・ソンギュ委員長、「現場で非難されながら政府との対話に努力してきた」

貨物連帯はこの日、報道資料で「6月10日までにパク・ジョンテ烈士に関する解 決策が出されなければ、6月11日から全面ストライキに突入する」と発表した。

▲キム・ダルシク貨物連帯本部長は「6月11日全面ストライキを宣言する。命かけて烈士の意を敬う」と宣言した

貨物連帯のキム・ダルシク本部長は、「貨物連帯本部長の闘争指令をこの場で おろす。6月11日、全面ストライキを宣言する。命をかけて烈士の意を敬う」と 宣言した。

キム・ダルシク本部長は「貨物連帯は対話で解決しようとする大原則を守ろう と努めたが、政府と錦湖資本は残忍にも徹底して無視した。錦湖資本の双肩の 上に李明博政権があるからだ。われわれは、公共労組と運輸労組の産別の公共 運輸連盟を強化すれば労働者が大声を張り上げられる」と話し、統合産別の重 要性を力説した。

民主労総のイム・ソンギュ委員長も「『李明博退陣闘争』をしようと言わなかっ たと現場で非難されながらも、政府との対話に努力してきた。しかし前職大統 領まで殺す独裁政権と何の交渉か。今は退陣闘争をする時だ、道路で捕っても 李明博を引き出す闘争の先頭に立つ」と明らかにした。

公共運輸連盟は対政府交渉要求宣言文で、△公共機関先進化即刻中断、△公共部 門良質の雇用創出、△公共サービス破壊中断、社会公共性強化、△労組弾圧と労 使関係不当介入中断、△運輸労組弾圧中断、△特殊雇用労働者労働基本権保障、 △公共運輸連盟との直接交渉を政府に要求した。

決意大会の参加者は希望を書いたメッセージをつけた黒い風船を飛ばせて、午 後4時に集会を終えた。

▲解雇された貨物連帯宅配分会の戦いのための募金が進められた

▲故パク・ジョンテ氏の遺影を持つ貨物連帯宅配分会組合員

決意大会を終えた公共運輸連盟の組合員は4時40分頃ソウル駅に集結して『烈士 の願い、労働基本権保証しろ』、『労働者庶民殺す李明博退陣しろ』等のシュ プレヒコールをあげ、崇礼門方向の道路を占拠するなど、李明博政権に対する 抗議を続けた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-06-02 14:39:26 / Last modified on 2009-06-02 14:39:27 Copyright: Default

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